BIOGRAPHY

Case / ケイス


ニューヨーク出身。反抗的な少年だったケイスは、17歳で家を離れ、ストリートで生活するようになったが、 スターになる夢を捨てきれず、友人の紹介でアッシャーをはじめとするR&Bシンガーのバックグラウンド・ヴォーカルを 務めるなど経験を積み重ねた。

 1990年代半ばにデフ・ジャムと契約を交わし、1996年にサウンドトラック『ナッティ・プロフェッサー』に提供した デビュー・シングル”Touch Me Tease Me”がミリオンセールスを記録、その余勢を駆ってリリースしたデビュー・アルバム 『Case』も大ヒットへとつながった。

 1998年にはジョーとのデュエットとなる”Faded Picture”(サウンドトラック『ラッシュアワー』収録)の No.1ヒットを送り出し、翌1999年には約3年という長いブランクを経ての2ndアルバム『パーソナル・カンヴァセイション』をリリース。 ウェディングソングの定番曲となりつつある”Happily Ever After”を含むアルバムは、プラチナム・ディスク獲得にまで導き、 晴れてトップ・シンガーの仲間入りを果たした。

 2001年には前作の好調ぶりを受け継ぐ3rdアルバム『オープン・レター』を発表。 ジャム&ルイスやティム&ボブをプロデューサーに起用し、センシティヴな歌世界に磨きをかけた内容が高い評価を受けた。