ショパンコンクール覇者、ブルース・リウがドイツ・グラモフォンと専属契約を締結!

2022.04.01 TOPICS

ドイツ・グラモフォン(DG)が、24歳のカナダ人ピアニスト、ブルース・リウとの専属契約締結を発表した。

ブルース・リウは、昨年10月のショパン国際ピアノ・コンクールに優勝し世界の檜舞台へと躍り出た。DGは、コンクールを運営するフレデリック・ショパン研究所の協力のもと、コンクールでのライヴ録音を収めた『ブルース・リウ 第18回ショパン・コンクール優勝者ライヴ』をすでに発売しているが、この度遂に正式な契約を交わすこととなった。

これを記念して、ショパンの「夜想曲第20番嬰ハ短調」を録音し、本日4月1日にシングルリリースした。

「ブルースをDGに迎えることができ、大変うれしく思っています。ショパン・コンクールとそれ以後のコンサートで彼は、知的でダイナミックなピアニズム、想像力、自発性を世界に示しています。同じくカナダ出身のエミリー・ダンジェロ、ヤン・リシエツキ、ヤニック・ネゼ=セガンらと共にDGに所属しますが、これは、今日のカナダが才能ある音楽家を多数輩出していることを証明するものです。」- DG社長 Dr.クレメンス・トラウトマン

「DGの家族的な雰囲気が大好きなので、DGの一員となったことをとてもうれしく思っています。その家族の一員になることで、私のショパン・コンクールのアルバムを制作した素晴らしいチームとはもちろん、異なる音楽分野や背景を持つ非常に才能あるアーティストたちとコラボレーションする機会がたくさん得られると期待しています。どんな未来が待っているのか、楽しみでなりません。」- ブルース・リウ

リウは現在、2枚のアルバムを企画している。1枚はフランスをテーマにしたもので、ショパンやラモーを含むレパートリー。生まれ故郷の音楽を探求したいというリウの願望と、フランスとの個人的なつながりを反映したものとなる予定。2枚目には、3月初めのイギリス・デビューで演奏した作品、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番を取り上げる予定となっている。

 
 

『ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 KK IVa/16』
Chopin: Nocturne in C Sharp Minor, KK IVa/16

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