ベートーヴェン「月光」やショパン「夜想曲」など、夜にまつわる作品を集めた新作『ルナリス』を発表!
現代を代表する若手ピアニスト、ブルース・リウが新作『ルナリス』のリリースを発表、本日より「ドビュッシー:夢想」が先行公開されている。
その幅広い表現力と独創的なプログラミング・センスを存分に発揮した本作は、夜や月をテーマにした作品を集めた、これまでで最も個性的かつ独創的なアルバム。夜、想像力、そして超越をテーマに据え、ピアノ音楽史を彩る名作の数々を軸に、壮大な音楽の旅を描き出すコンセプト・アルバムとなっている。
ショパンコンクールを前にした数か月間、リウは自身の最良の音楽的アイデアの多くが夢の中から生まれてくることに気づいたという。また現在は、世界各地を巡るツアー・アーティストとして活動するなかで、深夜に作業することも少なくない。こうした深夜の創作体験が、月光や夢、闇と夜明けをテーマとする本アルバムの着想へとつながった。
「静寂と集中、そして時間感覚を超えた状態が得られるのは、しばしばその時間帯だけなのです」
収録曲は、ベートーヴェンの《月光》《ワルトシュタイン》を中核に据えながら、ドビュッシー、バッハ/シロティ、モンポウ、リゲティ、アグネス・オベルなど、時代や様式を超えて響き合う作品群を精緻にキュレーション。統一感と深い物語性を備えたプログラムが展開される。
「“Lunaris(ルナリス)”という言葉は、どこか親しみがありながら神秘的にも響きます。その語源である“luna”は、月や夜、そして間接的でとても親密な光を思い起こさせます。外の世界が静まり、想像力や感受性、そして時間に対する異なる感覚のために内なる世界が開かれる時間を表しているのです」
なお、6月からの来日ツアーにも、今作に収録される楽曲がプログラムに含まれている。

ブルース・リウ『ルナリス』
発売日:2026年8月7日(金)
UHQ-CD:UCCG-45140 定価¥3,300
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1. ショパン:夜想曲 第8番 変ニ長調 作品27の2
2-4. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2《月光》
5. ドビュッシー:夢想(Rêverie)
6. J.S.バッハ:前奏曲 ロ短調 BWV855a(アレクサンドル・ジロティ編)
7. アグネス・オベル:トッカ(Tokka)
8-11. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53《ワルトシュタイン》
12. モンポウ:《月の光》によるグロッサ
13. モンポウ:《月の光》による幻想曲
14. リゲティ:エチュード 第1巻 第4番《ファンファーレ》
15-16. スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第4番 嬰ヘ長調 作品30
17. ケージ:ドリーム
録音:2025年12月(6-13,15-17)、2026年1月(1-5,14) ベルリン テルデックス・スタジオ
▼来日公演
2026/6/05(金) ミューザ川崎シンフォニーホール
2026/6/07(日) 高崎芸術劇場 大劇場
2026/6/08(月) すみだトリフォニーホール
2026/6/10(水) 札幌コンサートホールKitara大ホール
2026/6/11(木) ザ・シンフォニーホール
2026/6/13(土) 静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ
2026/6/14(日) 所沢市民文化センター ミューズ アークホール
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2205/