BIOGRAPHY

BONE, THUGS’N HARMONY


Bone Thugs-N-Harmony

Bioク リーヴランド出身。初期メンバーは、クレイジー・ボーン(Krayzie Bone)、ウイッシュ・ボーン(Wish Bone)、レイジー・ボーン(Layzie Bone)、ビジー・ボーン(Bizzy Bone)、フレッシュン・ボーン(Flesh-N-Bone)の5人。現在は、レイジー、ウィッシュ、クレイジーの3人組み。ドクター・ドレーが在籍し ていたN.W.A.のスポークスマン=イージー・EのレーベルRuthlessと1994年に契約(実はあのブラック・アイド・ピーズも最初に契約を結ん でいたのがこのレーベル)、EP『Creepin on ah Come Up 』でラップでユニゾン、ハーモニーを奏でるという全く新しいスタイルとともに鮮烈なデビューを果たす。そこからのシングル「サギッシュ・ラギッシュ・ボー ン」がスマッシュ・ヒット、シーンから注目を集めるも、翌’95年、イージー・Eがエイズで亡くなるという衝撃の事件が彼らを突如襲ってしまう。しかし、 その悲しみのもと制作された初のフル・アルバム『E 1999 Eternal』は、全米1位、そしてのちに”ベストラップパフォーマンス(デュオ/グループ)”としてグラミーを受賞することになったシングル「クロス ロード」は、8週間連続1位を獲得するなど大ヒットを記録、一躍シーンのトップに君臨する。その後も’97年に2ndアルバム『The Art of War』、’00年にリリースした3rdアルバム『BTNH Resurrection』、’02年の4thアルバム『Thug World Order』と順調にキャリアを積んでいるかのようであったが、中途半端とも取られるソロ活動、メンバーの脱退、グループ内やレーベル内、マネージメント とのトラブルなどが続々と勃発、徐々にその存続自体も危ぶまれるというまことしやかなウワサが立ち始める。そんななか、5thアルバム『サグ・ストーリー ズ』(2006.11)をなんとかリリースした彼らの完全復活を手助けすべく、ニューヨークはヨンカース出身、DMX、イヴらスーパースター級のアーティ ストを排出したユニット=ラフ・ライダーズの頭脳/プロデューサー、スウィズ・ビーツが手を上げたというニュースが飛び込み、シーンが喝采した。そしてス ウィズ・ビーツのレーベル=フル・サーフェスとインタースコープの共同リリースとなる本作『ストレングス・アンド・ロイヤルティ~強さと忠誠と。』は、ま たたくまに完成。ウィル・アイ・アム、エイコン、トゥイスタ、マライア・キャリー、バウ・ワウ、ザ・ゲーム、ジャーメイン・デュプリなど錚々たるゲストが ボーン・サグスン・ハーモニーの再スタートを祝して参加を果たしている。