5月28日(水)に大阪・Zepp Namba、5月29日 (木)に東京・NHKホールでの単独来日公演が、そして6月1日にASIAN KUNG-FU GENERATION主催のロックフェスティバル『NANO-MUGEN FES.2025』への出演が決定したBECK。

約7年ぶりとなるバンド編成でのBECKの来日公演を記念し、今回横浜とジャカルタで開催となる同フェスに出演するアーティストがBECKの好きな楽曲をセレクト。コメントと合わせて「My Favorites BECK! by NANO-MUGEN FES.」が公開となった。

名前があがった楽曲はプレイリストとしてまとめて公開しています。
https://umj.lnk.to/MyFavBeck


◆NANO-MUGEN FES. 2025 in Yokohama 出演

■ASIAN KUNG-FU GENERATION

「Cold Brains」
自分のスタジオの名前に引用するくらい好きな曲です。『Mutations』のCDを持って美容院に行って、人生初のパーマを失敗しました。

「Gamma Ray」
『Modern Guilt』は大好きなアルバムです。オーセンティックとアバンギャルドを両立する音像が格好いいです。

「Morning」
どこまでも追いかけたくなるアトモスフィア。フォークとアンビエントの美しい邂逅だと思います。最高。

後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

「Deadweight」
「Electric Music And The Summer People」
「True Love Will Find You in the End」

映画『普通じゃない』のサントラの1曲目だった「Deadweight」や、『MOM3』というイカしたコンピに入っていて、『Mutations』の日本盤にも収録されていた「Electric Music And The Summer People」、そしてダニエル・ジョンストンのトリビュートアルバムにBeckが寄せた「True Love Will Find You in the End」。どれも思い出深い曲です。少しマニアックな選曲になってしまいましたが、ライブでは代表曲で盛り上がりたいなと思っています!

喜多建介(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

「The New Pollution」
’99年の来日。黒いマントを着たこの曲のパフォーマンスがカッコ良く、今でも目に焼き付いています。

「Beercan」
チョーキングするベースラインのループが癖になる1曲。

「Elevator Music」
心地よい16ビートと自然体な音像に安心して身を委ねたくなる曲。

山田貴洋 (ASIAN KUNG-FU GENERATION)

BECK、久々にじっくり聴いたらめちゃくちゃカッコよくて痺れました!

E-Pro」
一聴して耳に残るギターリフと重めなビート。ラフなのにスタイリッシュで、気づけば何度もリピートしてしまう一曲。

「Devils Haircut」
ヘビーなリフとドラムループにのる淡々とした歌声が不思議なバランスで最高にカッコ良い。

「Where It’s At」
音楽ってこんなに自由でいいんだと感じさせてくれた曲。BECKのセンスの良さが際立つ!

伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

■くるり

「Loser」
「End of the Day」
「Sleeping Bag」

初めてBECKを聴いたのは高校生のとき。1枚目でした。ブルースとヒップホップの裏に隠れたメロウな響きに、病みつきになりました。今でも『SEA CHANGE』はしょっちゅう聴きます。心の一枚です。

岸田繁 (くるり)

「Loser」
98年のフジロックの衝撃、そして最近までご近所だった外国人パパが毎週必ず日曜日に掻き鳴らしていたのが忘れられません。

「I Get Lonesome」
これでもかってくらいローファイなんだけど、これでもかってくらいルーツが詰まったようなアルバムで、いまだに好きなんです。

「Guess I`m Doing Fine」
シンプルなバンドサウンドのアルバムで、初めてボーカリストとしてのBECKを意識した思い出があります。

佐藤征史 (くるり) 

■SPECIAL OTHERS ACOUSTIC

「Devils Haircut」
「Loser」
「Everybody’s Gotta Learn Sometime」

Devils Haircutの意味について調べようと思ったのですが、思ってた印象と違ったら怖いので調べません。

SPECIAL OTHERS ACOUSTIC

■ストレイテナー

「Devils Haircut」
1996年、この曲でBECKというアーティストを知った。
それまで聴いてきた音楽とは明らかに異なる、オルタナティヴ・ブルースの衝撃だった。

「Everybody’s Gotta Learn Sometime」
Michel Gondry監督の映画「Eternal Sunshine」のサントラに収録されたThe Korgisのカバー。この曲が、映画そのものをより素晴らしいものにしており、焼きついている。

「Girl」
BECKはアルバムごとにその時のモードや方向性を強く打ち出すアーティストだが、時に生まれるこういう独特なポップチューンは、右に出るものなしだと思う。

ホリエアツシ(ストレイテナー)

 

「jack-ass」
まだ長崎でMTV少年だった頃、この曲のビデオと浮遊感がブラウン管テレビの質感にあまりにマッチしすぎていたので、なんか原風景みたいになってます。

「Sexx Laws」
たしか上京したくらいに出たので、なにかを得ようとこのアルバムめっちゃ一生懸命聴いていたなあと思い出します。

「E-Pro」
代表として一曲目をなんですけど、このアルバムむっっっちゃ聴き倒して大好きです。

ナカヤマシンペイ(ストレイテナー)

■YeYe

「The New Pollution」
「Get Real Paid」
「Sexx Laws」

三曲ともに共通してキャッチーなフレーズでありながらエッジの効いたアレンジ、最後まで遊び心を忘れない隙間の捉え方が好きです。

YeYe


◆NANO-MUGEN FES. 2025 in Jakarta 出演

■Homecomings

「Everybody’s Gotta Learn Sometimes」
「Lazy Flies」
「The Golden Age」
「Replica」
「True Love Will Find You In The End」

BECKの表現する美しさがとても好きです。オリジナルでもカバーでも、彼が奏でる美しい音楽を聴くとハートの端のあまり触れたことがないところが波打つような感じがします。

Homecomings

■リーガルリリー

「Dreams」
「E-Pro」
「Waking Light」

BECKの好きな曲をセレクトしました。強く、でも夢のように、現実にビートを刻み進んでいく音楽が大好きです。

たかはしほのか (リーガルリリー)

「Girl」
「It’s All In Your Mind」
「Seventh Heaven」

曲ごとにまったく世界観が違うのに、どれもちゃんとBECKで。「ぶれないのに自由」ってすごく憧れます。

海 (リーガルリリー)