ニュー・アルバム『ライド・ロンサム』をリリース!浅野忠信を主演に迎えた「Run Away」のミュージック・ビデオも公開
グラミー賞8冠を誇るベックが、ニュー・アルバム『ライド・ロンサム』を9月18日にリリースした。日本盤CDには、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文によるライナーノーツも封入されている。
アルバムのリリースにあわせて、収録曲「Run Away」のミュージック・ビデオも公開となった。ミカイ・カールが監督、ライアン・スメイルがプロデュースを務め、ゴールデングローブ賞受賞俳優である浅野忠信が主演している。
『SHOGUN 将軍』『マイティ・ソー バトルロイヤル』『殺し屋1』などで知られる浅野忠信を迎えた映像は、東京の街並みを舞台に、別々の軌道を進む人々の人生が交錯していく物語を描いたもの。「Run Away」の崇高なピアノとギターのメロディが、シネマティックな映像世界を彩っている。
「Run Away」のミュージック・ビデオ
ベック自身がプロデュース、ナイジェル・ゴドリッチがミックスを手がけた本作には、早くも各メディアから高い評価が寄せられている。The Guardianは、「極めて稀有な作品――“続編の続編”でありながら、その前身となる作品群に勝るとも劣らない」と評価。MOJOは「痛みを純粋な美しさへと変えていく錬金術を、鮮やかに示した作品」としたほか、The New York Timesは「広がりがあり、急ぐことのない作品」と称賛している。
また、The Wall Street Journalは本作について次のように評している。「すべての楽器が宝石のように丹念に配置され、全体には幻想的で夢見心地なサウンドが広がっている。リヴァーブの霧の中からヴォーカルが浮かび上がり、ペダル・スティール・ギターのフレーズは天へと伸び、洗練されたストリングスとホーンが光と陰影を添えている」。さらに、NMEは「胸の痛みと孤独をめぐる、息をのむほど美しい瞑想」と評している。
『ライド・ロンサム』はベックにとって、グラミー賞を受賞した『ハイパースペース』以来となる、全曲新録のニュー・アルバムとなっている。本作には、アルバム『シー・チェンジ』や『ミューテイションズ』、そしてベックに初となるグラミー賞年間最優秀アルバムをもたらした『モーニング・フェイズ』を共に収録し、演奏したバンドメンバーが再集結しており、スモーキー・ホーメル、ジョーイ・ワロンカー、ジャスティン・メルダル=ジョンセン、ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア、ジェイソン・フォークナーといったミュージシャンが参加している。
ニュー・アルバムについてベックは次のようにコメントしている。
“『シー・チェンジ』、『モーニング・フェイズ』、『ミューテイションズ 』を一緒に制作した、当時のツアー/レコーディング・バンドのミュージシャンであるスモーキー・ホーメル、ジョーイ・ワロンカー、ジャスティン・メルダル=ジョンセン、ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア、そしてジェイソン・フォークナーが、お気に入りのスタジオであるハリウッドにあるユナイテッド・スタジオのルーム・Bに再び集結してくれました。そして、『シー・チェンジ』と『ミューテイションズ 』でも一緒に仕事をしたナイジェル・ゴッドリッチに、全曲のミックスを託しました。スタジオに入って『モーニング・フェイズ』をレコーディングしてから、10年が経ちました。今回は、演奏そのものも、バンドのケミストリーも、この年月のなかでさらに進化し、深みを増しているのを感じました。何十年にもわたって共に音楽を作ってきた時間が、ひとつのサウンドとして自然に結実したような感覚でした。
音楽的にも、物理的にも、かつての場所を再訪しながら、その道のりのなかで新しい音や感情の質感にも出会うことができたように感じています。”
ニュー・アルバムと同名の北米ツアー「Ride Lonesome Tour」は、9月22日に米カリフォルニア州サンタバーバラのSanta Barbara Bowlで開幕する。ツアーでは、『ライド・ロンサム』へと連なる『シー・チェンジ』『モーニング・フェイズ』『ミューテイションズ』の楽曲を深く掘り下げながら、新作から今後クラシックとなり得る楽曲も披露。その後はロサンゼルス、サンフランシスコ、トロント、ブルックリンなど北米各地を巡り、11月10日の米オレゴン州ポートランド公演でファイナルを迎える。
【リリース情報】
ベック
ニュー・アルバム『ライド・ロンサム』
発売日:2026年9月18日
品番:UICC-10062
価格: 3,000円+税
日本盤: ライナーノーツ by 後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)・歌詞・対訳付・日本独自紙ジャケット仕様
