発売60周年を迎えたビーチ・ボーイズの名盤『ペット・サウンズ』が全米200万セールス達成。ジャケット写真を撮影したサンディエゴ動物園とコラボした動画が公開。

2026.05.18 TOPICS

1966年5月16日に発売された、ビーチ・ボーイズの代表作にしてポピュラー音楽史上最も重要なアルバムの一枚といわれる『ペット・サウンズ』が、先週、発売60周年を目前に全米ダブル・プラチナ認定された(200万セールス達成)。メンバーのマイク・ラヴ、アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストン、そしてブライアン・ウィルソン、デニス・ウィルソン、カール・ウィルソンの家族は、キャピトル・レコードで行われたセレモニーに出席し、プラークが授与された。キャピトル・レコード・タワーには60周年と偉業を記念して『ペット・サウンズ』のフラッグが掲げられた。

アルバムからのシングル「素敵じゃないか(Wouldn’t It Be Nice)」、「神のみぞ知る(God Only Knows)」、「スループ・ジョン・B」も、それぞれ4Xプラチナ(400万)、ダブル・プラチナ(200万)、プラチナ(100万)認定されている。

Luminateによれば、『ペット・サウンズ』の全米ストリーミング数は20億回を超え、その回数は1960年代のロック・アルバムで6位となっている。

5月15日には『ペット・サウンズ・セッションズ・ハイライト』がリリースされた。1965~66年のレコーディング・セッションを記録したグラミー賞ノミネート作品の4CDボックスセット『ペット・サウンズ・セッションズ』(1997)から25曲を収録したハイライト版で、2CDと2LP(ブラックLP、限定カラーLP)の形態でリリース。そして4CDボックス『ペット・サウンズ・セッションズ』の全90曲が初めてデジタル配信された。

さらに、ビーチ・ボーイズは1966年に『ペット・サウンズ』のジャケット写真が撮影されたサンディエゴ動物園とのコラボレーションで、アルバム全曲と動物園の動物たちの映像を組み合わせた動画をYouTubeで公開した。動物たちの映像を見ながら『ペット・サウンズ』を聴くというスペシャルなリスニング体験ができる。

Pet Sounds Full Album × San Diego Zoo Animals | The Beach Boys 60th Anniversary
https://TheBeachBoys.lnk.to/petsoundsSDZooPR

 
サーフ・ロックで世界的成功を収めたビーチ・ボーイズにとって、デビュー作から4年で11作目となる『ペット・サウンズ』は大きな創作的転換点となっただけでなく、録音作品の可能性を広げ“アルバム”とは何かを再定義した、画期的な作品となった。発表から60年を経てもなお、世界中のアーティストやプロデューサーに影響を与え続け、MOJO誌「史上最高のアルバム」(1995)1位、ローリングストーン誌「史上最高のアルバム500」(2020)2位など常にベスト・アルバム選の上位にランクインしている。