BIOGRAPHY

THE ANSWER / ジ・アンサー


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=The Answer=
コーマック・ニーソン/Cormac Neeson - Vocals
ポール・メイハン/Paul Mahon - Guitar
ミッキー・ウォータース/Micky Waters - Bass Guitar
ジェームス・ヒートレー/James Heatley – Drums


 ロックンロールの栄光への道は、ほんの短い間だけ鮮明に輝き、数々の挫かれた野望の雲の中へと消えてゆくバンド達の遺物で汚されている。しかし時折、我々が愛する音楽の精神と魂の真の救済者のように歩き、語り、ロックするバンドが登場する。北アイルランドで2000年に結成されたジ・アンサーは過去13年間を費やして、人生を肯定し、鼓膜を脅かす、まあまあでしかないバンドから真の偉大なバンドを分けるような音楽を提供し、彼らがロックンロール界で信頼できるバンドであることを証明してきた。そして今、このバンドは4枚目のスタジオ・アルバム、最高に刺激的な『New Horizon』を発表しようとしている。彼らのキャリアにおいて最も強力で、キャッチーで、最も活力のあるアルバムであるばかりか、競合するバンドを消し去り、彼らのトレードマークであるロックンロール福音主義を提示することを狙った凄いステイトメントとなる作品でもある。有名プロデューサ−兼Little Angelの強力なToby Jepsonを迎え、この最新アルバムは、かつてないほどに自分達の陽気なサウンドによって充電されたような音楽を提供している。
「俺達はいつもと同じやり方で、アルバム制作のプロセスを始めた。一つの部屋に入って、馬鹿みたいにジャムって、全てを録音して、それからベストのアイディアに戻るっていうね」 フロントマンのCormac Neesonは、こう説明する。 「今作の違いは、特にTobyが加わってからは、俺達が作りたいアルバムについて話し合って、すごく明確な作戦を立てて、それを貫いたってことだ。道が逸れてるとか、自己満足になってると感じた時は、それを制御して、皆がダンスフロアに出てケツを振りたくなるような、ダイレクトなロックンロール・ソングだらけのアルバムを作ることに集中したんだ」

 自主制作のあまり知られていない曲を数曲発表した後で、ジ・アンサーは2005年にメインストリームのスポットライトの下に躍り出た。彼らのデビュー・シングル、「Keep Believin’」が大好評を博し、彼らは同年のClassic Rock Awardsで“Best New Band”を獲得したのである。その翌年、この若手バンドはデビュー・アルバム『Rize』で、初期の信望を強化した。このデビュー作は世界的に絶賛され、“Under The Sky”、“Into The Gutter”、“Come Follow Me”など、喧嘩腰のクラシックロック・ファンから最高のロックンロールを求める純情なティーンエージャーまでを喜ばせる数々のアンセミックな曲と共に、急成長中の彼らの評判をバックアップした。『Rize』は世界で10万枚を超える驚きのセールスを達成し、2年後に彼らが強力なセカンド・アルバム、『Everyday Demons』を発表した時には、世界は一層大きなスケールで、ジ・アンサーを歓迎する用意ができていた。驚異的なライブバンドとして、そしてロック界の新星としての彼らの凄い評判が出回ったおかげで、彼らは2年間のAC/DCのツアーの前座を獲得し、世界中を回って、地球上の数々の最大規模の会場でショウを行った。

「AC/DCとのツアーで、俺達は何度も狼の群れの中に放り込まれた。俺達が頼れるものは、この4人が一緒にプレイするっていうことだけだった」 快活なギターヒーロー、Paul Mahonがこう喚起する。 「俺達は成功させなきゃならなかったし、本当に一生懸命やらなきゃならなかった。あのツアーをやり遂げた後、俺達のソングライティングはずっとタイトになって、余分な脂肪がそぎ落とされた。俺達はもっとずっとダイレクトになったんだ。そういうタイプの曲の数々が彼らの観客に受け入れられた感じだったから、その全てを積み込んだのさ」

 『Everyday Damons』の成功と、AC/DCとの世界をまたにかけたツアーの成功に続き、ジ・アンサーは2011年の驚異的なアルバム、『Revival』で彼らの評判とクリエイティヴな能力をさらに前に進めた。そのサウンドを発展させ、彼らの核となる影響の限界を超えて夢をみることに挑んだ結果、北アイルランドで一番のこのバンドは、バンドとしてもソングライターとしても成長したことを証明してみせた。無数の好評が寄せられ、増え続けるファンベースが揃って歓喜し、このアルバムのアーティスティックな勇気の重要性が認められた。その後のライヴで、ジ・アンサーはイギリスとヨーロッパの両方で以前より大きな会場の公演でヘッドライナーをつとめ、その勢いを一層強化した。一方で、予想しなかった舞台裏の一時的な乱れが、バンドの栄光への列車を脱線させる怖れをもたらした。ダイハードなロック戦士達であるジ・アンサーは、ある厳しい決断を下し、新しいマネージメントを雇い、新しいレーベルと契約した。それによって、彼らは将来を彼ら自身で決められるようにした。新たに生気を得たバンドは、2012年の大半を曲作りに費やし、それが遂に桁外れの4枚目、『New Horizon』となって誕生することになった。オープニングの雄々しく荒々しいタイトル・トラックから、最高にキャッチーな襲撃の“Specracular”。

力強いグルーヴとブルースが注入された“Baby Kill Me”(有名なイギリス人シンガー/ソングライター、Cosmo Jarvisとの共作)、そして大胆で威勢のいい戦闘準備命令の“Real As It Gets”まで、『New Horizon』の13曲の輝くアンセムは、ジ・アンサーの不朽の宣言書の強烈で巧みな最新版を提供してくれる。これは昔からのロックンロールのあるべき姿だーー自信と信念を持って激怒し、凶暴なエネルギーで活気に満ち輝いていて、平凡な曲とクラシック曲とを分ける卓越した作曲の才能を披露している。
「俺達は、全てのアルバムを重要な作品にしたいと思ってる。でも、今作は、すごくダイレクトな衝撃のある作品にしたかったし、俺達がどんなバンドかについて、すごく明瞭簡潔なステイトメントをする作品にしたかった」 Cormacは言う。 「俺達は沢山自己分析して、グルーヴの方向に進みたいって気づいたんだ。前作よりもずっとね。それが全ての曲の基盤だった。俺達はうまくいくグルーヴを見つけて、それを軸にジャムって、それから一つの曲につなぎ合わせた。歌詞も、シンプルにしすぎず、でも過剰にもしすぎずに、自分のメッセージを伝えるように試みた。北アイルランド人の男らしく、虚飾がなくて完全に顔面を直撃するようなメッセージを打ち出したかった」

 『New Horizon』は、2013年の9月、ロックンロールの世界に投下される。待望されていたアルバム・アートワークのレジェンド、Storm Thorgerson (Pink Floyd/ Led Zeppelin/ Muse等)が手がけたアートワークで完全な作品となって。そして、ジ・アンサーは間を置かずにツアーに出て、いいロックンロールの時間と最高に増強されたソウルとが一体となった感染性のある彼らのゴスペルを、世界中の熱狂的なファンに届ける予定だ。今後18ケ月で世界征服への情熱的な追求を続けるという壮大な計画と共に、『New Horizon』はジ・アンサーがずっと作ると凄んでいたアルバムである。そして彼らの未来はより明るく、よりラウドになりそうであるし、もはや誰にも止められないほど勝利に向かっているようだ。

「俺達は今もここにいる。俺達は間違いなく、再びエネルギーを得た。それに俺達の信念が過去最高に強くなってるんだ」 そう、Cormacは宣言する。 「俺達はすごく興奮してる。世界に出てこれらの新曲を俺達のファンのためにプレイして、活動を進めるのが待ちきれないよ。このアルバムはこのバンドの本質が何であるかを真に表してる。俺達は燃え立っていて、やる気満々だよ!」