Biography

=Amaranthe=
エリーセ・リード(Elize Ryd): Vocals
ヘンリク・エングルンド・ヴィルヘルムソン(Henrik Englund Wilhelmsson): Screams
ニルス・モーリン(Nils Molin): Vocals
オロフ・モルク(Olof Mörck): Guitar, Keyboards
ヨハン・アンドレアセン(Johan Andreassen): Bass
モルテン・ローヴェ・ソレンセン(Morten Løwe Sørensen): Drums

重厚。最新型。メタル!これはアマランス(AMARANTHE)という、明確なヴィジョンを持ったバンドの航海記である。彼らの究極の使命とは、エクストリーム・メタルとエレクトロニック・チューンとの間に存在する不透明な領域を探求すること。伝統的に相反する関係にあった2つの音楽世界を繋ぐ新たなアプローチを開拓する先駆者となること。そして、これまでどのメタル・バンドも行ったことのない場所に思い切って足を踏み入れることだ。

進化にはヴィジョンが必要である。モダン・メタルの宇宙で最大級のビッグ・バンが起きたのは、2008年秋のことだった。

その時に一番乗りしたのが、フィンランドを拠点とするレーベル<Spinefarm Records>だ。 2011年4月、アマランスが同レーベルからリリースしたバンドと同名のデビュー作は、世界的に高い評価を受け、スウェーデンとフィンランドではチャートで好成績を記録。デジタル音楽革命の機運に乗じ、すぐさま『アマランス』(AMARANTHE)は、全世界のSpotifyの全ジャンルを総合したアルバム再生回数で84位にランクインした。このデビュー作を引っ提げた92公演に及ぶツアーを終えた後、アマランスはデンマークの町リーベにあるハンセン・スタジオに帰還。そこは彼らが制作の本拠地としている場所で、デビュー・アルバムが持つ不思議な魅力が最初に形作られたスタジオであった。

2013年3月には、2作目『ザ・ネクサス』(THE NEXUS)を発表。それにより、何もかもが一つ上の段階へと進められた。同作にフィーチャーされていたのは、よりメロディックでエッジーになったメタルと、テクノの影響を臆することなく一層押し出したハード・ロックだ。この2作目のリリース後、更に長期に渡るツアーが行われ、各国のアルバム・チャートでも前作と比べ、より多くの国々でより高い順位を記録し、米ビルボード・ヒートシーカーズ・チャートでは12位にランクイン。バンドのキャリアは、ここから本格的に上昇の一途をたどっていった。

その後、間髪置かずリーベに戻り、新たな“力の薬”の調合に入った彼ら。その結果完成したのが、2014年10月にSpinefarmからリリースされた3作目『マッシヴ・アディクティヴ』(MASSIVE ADDICTIVE)だ。6カ国のアルバム・チャートでランク入りを果たした同作は、音楽的にも商業的にも更にもう一歩進化を遂げた作品となり、特に米ビルボード・ヒートシーカーズ・チャートでは首位に立つ快挙を成し遂げた。またこのアルバムには、アマランスにとって初の大々的なシングル・ヒットとなった「ドロップ・デッド・シニカル」を収録。同曲は、米国のロック系ラジオ局の中でも重要な地位を占めシリウスXMラジオの<Octane>で数週間1位の座に留まり続けた他、世界中で盛んにエアプレイされた。

メタル界でも有数の働き者バンドである彼らは、2016年10月、早くも4作目となるアルバム『マキシマリズム』(MAXIMALISM)をリリース。米ビルボード・ヒートシーカーズ・チャートで再び首位を飾った他、全米ビルボード総合チャートにもランクイン、そしてフィンランド・チャートでは3位に輝いた。

これまでに4作のアルバムを発表してきたアマランスは、YouTubeでの再生回数累計1億1800万回以上、楽曲のストリーミング再生回数約5億回を記録、米ビルボード・ヒートシーカーズ・チャートでは3度首位に立ち、アルバム及びシングルで数々のゴールド・ディスクを授与されてきた。

このジャンルの開拓者として、当然ながら深い敬意を集めているアマランスは、明確なヴィジョンを絶えず描いていると同時に、未知の領域への次なる大胆な一歩を、常に誰よりも先に踏み出しているように思われる。アマランスは、モダン・メタル革命における立役者なのだ。

衝撃的な5作目『へリックス』(HELIX)のリリースを目前に控えたアマランス。彼らはこの新作で、音の進化という点において更にもう一歩飛躍を果たす。 バンド史上最も焦点の定まった作品と言える『へリックス』では、彼らのメロディックな感性に一層磨きが掛けられている一方、彼ららしい激烈な最先端のメタル攻撃も健在だ。

モダン・メタルに今どきのポップ感が融合された魅惑的なまでに芳醇な「365」から、強力なグルーヴが牽引する「カウントダウン」や「ブレイクスルー・スターショット」、張り裂けそうな思いをさらけ出した胸を打つバラード「ユニファイド」や、完璧なフロウのラップが繰り広げられる「ドリーム」、そして猛烈なモダン・メタルがせめぎ合う「GG6」まで、『へリックス』に収録されている全曲がヒット予備軍だ。今回もまた、同ジャンルのどのバンドにも先んじて大躍進を遂げたアマランスは、全てにおいて最高の成果を収めている。

これまでに例のないクロスオーバーな可能性を秘めた新作を武器に、今まさにアマランスは、メタルとメインストリームを隔てる昔ながらの壁を打ち破ろうとしているのだ。