UK最大の音楽賞『The Brit Awards 2012』のノミネーションが発表されました。授賞式は2月21日にロンドンのO2 Arenaで開催。この模様はITV1を通じて全英に生中継される予定です。また、1月12日にロンドンのSavoy Hotelで開催されたノミネーション発表イベントには、2011年“Critics Choice”の受賞者であるジェシー・Jが、本年度の同賞のプレゼンターを務めるために出席しました。
各アーティストのノミネート部門は以下の通りです。
<ジェシー・J>
British Single:「プライス・タグ」(feat. B.o.B)
British Female Solo Artist
British Breakthrough Act
<フローレンス・アンド・ザ・マシーン>
British Album of the Year:『セレモニアルズ』
British Female Solo Artist
※アルバムのプロデューサー、Paul Epworthが“British Producer”にノミネート
<ピクシー・ロット>
British Single:「All About Tonight」
<The Wanted>
British Single:「Glad You Came」
<PJハーヴェイ>
British Album of the Year:『レット・イングランド・シェイク』
<ジェイムス・ブレイク>
British Male Solo Artist
<ジェイムス・モリソン>
British Male Solo Artist
<チェイス&ステイタス>
British Group
<エルボー>
British Group
<ビョーク>
International Female Solo Artist
<ファイスト>
International Female Solo Artist
<レディー・ガガ>
International Female Solo Artist
<リアーナ>
International Female Solo Artist
<マルーン5>
International Group
<ラナ・デル・レイ>
International Breakthrough Act
<ニッキー・ミナージュ>
International Breakthrough Act
<Michael Kiwanuka>
Critics Choice:3rd
II. APPS:
『バイオフィリア』のアプリは、10のアプリの集まりとなっており、1つ1つがアルバム収録のそれぞれの楽曲のために作成されている。これらのアプリは、宇宙進化の中心となる‘mother アプリ’を通して、利用できるようになっており、ワン・リトル・インディアンを通じて、リリースが予定されている。このプラットフォームは3Dの銀河系の役目を果たし、最初のアプリは星座が出現し、その後次々と加わってゆく。
各アプリはそれぞれ(楽曲と関連性のある)テーマを持ち、音楽的な要素を兼ね備える。各アプリのコンテンツは次のようなものを含む:楽曲の科学的かつ音楽的な題材に基づいたインタアクティブなゲーム、楽曲のミュージカル・アニメーション、アニメーション化されたスコア、歌詞、そして学術論文:ゲームはその楽曲の音楽的な要素を操ることによって自分のバージョンを創りながら様々な音楽的機能を学ぶことが出来る。ミュージカル・アニメーションとアニメーション化されたスコアは、伝統的な方法と革新的な方法で視覚的に音楽を描くことが出来る。学術論文は各楽曲、各アプリのテーマが音楽的にどの様に実現したかを解説する。
III. LIVE SHOWS:
『バイオフィリア』のライヴは、6月30日にマンチェスター・インターナショナル・フェスティバルで初めて公開され、その後、3年にわたり8つの都市で6週間におよぶレジデンシー・スタイルのライヴとして実施が予定されている。それぞれの都市で、ビョークは1週間に2回『バイオフィリア』のパフォーマンスを実施する際にアプリを使用しながらカスタムメードの楽器を演奏し、アプリの中にいる様な気分にさせる環境を創る予定だ。1週間の残りの日においては、会場で、現地の学校とコラボレーションをして様々な音楽授業が実施される。
ビョークはこのライヴにとてもユニークな楽器を発注した。これらの楽器を創ったチーム中にはイギリスの発明家や、アイスランドのオルガン職人、MIT Media Lab卒業者等がいる。楽器の中には4つの3mの振り子ハープが含まれており、振り子の揺れでストリングを引っ張るという動作により、楽曲の重力という題材を描写する。その他Sharpsichordという3mの巨大手押しオルゴール、midiによってコントロールされているパイプオルガン、セレスト(ブロンズで出来たガムラン・バーで出来たもの)、ツイン・ミュージカル・テスラコイル、ハング演奏者、アウォード受賞歴のあるアイスランド人女性の24ピース合唱団が含まれる。『バイオフィリア』のライヴは伝統的なライヴ会場でなく、特別に選ばれた場所やミュージーアム等において執り行われる。また、ビョークは観客に親密感を体験してもらう為に、ステージから観客席の距離を6m以下、キャパシティは2,000人以下の会場のみでパフォーマンスを行う予定である。
IV. DOCUMENTARY:
90分に及ぶ『バイオフィリア』プロジェクトのドキュメンタリーがPulse Filmsによって撮影されている。このドキュメンタリーによってビョークのこのプロジェクトに向けて様々な要素を積み重ねてゆく創造性に溢れたプロセスが観ることが出来る。ビョークのライヴ・リハーサル時の様子、スタジオでアルバム制作している様子、観察的な視点で撮られた映像、インタビューやこのプロジェクトが如何にして思い付かれ、実現に至ったかのデモンストレーションが収録されている。また、音楽と自然界の魅惑的なリレーションシップを発見することも出来る。そして、このドキュメンタリーのクライマックスはビョークのプロジェクトが明らかになる時―『バイオフィリア』のプレミア・ライヴ・パフォーマンスだ。ドキュメンタリーは『バイオフィリア』キャンペーンの後半に放映される予定。
V. WEBSITE
ビョークのオフィシャル・サイトwww.bjork.comは、『バイオフィリア』のために、最新のHTML5の技術を利用して、リニューアルされた。このサイトは、他のアーティスト・サイトとはまったく違うアーティストサイトを味わえるように動画やインタラクティブなアプローチが実施されている。すべての要素を楽しめるように、また『バイオフィリア』のすべての情報の中心地として機能するよう、まるで実体験のように感じられる3Dの宇宙をイメージして制作されている。