八代亜紀 異色のコラボが実現! 小林武史作曲・編曲、いしわたり淳治作詞、 女子ハンドボール世界選手権大会のテーマソングが完成!

2019.06.21 TOPICS

 八代亜紀。今年芸能生活49年を迎えたにも関わらず、圧巻の歌唱と、精力的な活動を続ける、日本を代表するディーヴァの一人。2010年以降は、ジャズアルバムもリリースするなど、ジャンルにとらわれない歌声は、今なお多くのファンを魅了している。

 そんな彼女だが、人気お笑いタレント、ANZEN漫才のみやぞんとのデュエット・ソング「だいじょうぶ」を今年2月に発売、現在多方面で元気が出る応援歌として話題を呼んでいる。この楽曲は、八代が故郷熊本の方々はもちろんのこと、少しでも多くの人達に勇気を与えたいという思いから作られた曲。作曲を3人組ロックバンドTHE ALFEEの高見沢俊彦氏、作詞は伊藤薫氏というタッグも話題を呼んだ。

そんな八代だが、また新たなコラボレーションが実現した。今年熊本県で開催される「2019女子ハンドボール世界選手権大会」(11/30~ 12/15開催)(オフィシャルHP:https://japanhandball2019.com/)のテーマソングを八代が歌うことになり、その楽曲制作を、日本を代表する音楽作家、プロデューサーの小林武史氏、いしわたり淳治氏が担当、新曲「Hand in Hand~つなぐ想い~」が完成した。

 楽曲の完成に際し、それぞれが思いを語った。

 

<八代亜紀>

「特別サポーターを担っている、「2019女子ハンドボール世界選手権大会」のテーマソングを歌わせていただくことになり、

大変嬉しく思っております。楽曲プロデュースを小林武史さん、作詞をいしわたり淳治さんにしていただき、この大会にふさわしい素敵な曲が出来上がりました。私の故郷、熊本で開催される世界大会を、この「Hand in Hand~つなぐ想い~」で盛り上げていきたいと思います。」

 

<小林武史氏>

「2016年に熊本地震が起こり、その秋に南阿蘇(熊本県野外劇場アスペクタ)にて復興支援ライブをさせていただいてから2年半が経ちます。以来、熊本県の復興に思いを馳せながらも、なかなか具体的な行動に移せずにいたところ、今回このようなご縁をいただけて、有り難くお受けさせていただきました。

東日本大震災後、宮城県石巻市/牡鹿半島で僕が立ち上げた芸術祭に、昨年八代亜紀さんに大きなご協力をいただきました。

世界を見回しても利己的になりがちな傾向が見受けられますが、八代さんの利他的な活動に改めて尊敬の念を感じながら、今回の楽曲制作にあたらせていただきました。

ハンドボールから「Hand in Hand」と繋がり、手から手へと伝わっていく温もり、生きる実感、そういうことがこの大会のテーマソングという役割を通して、熊本の人や全国の人を明るく照らしていけたらと願っています。」

 

<いしわたり淳治氏>

「ハンドボールという競技を通じて、手から手へ感動や熱い想いがつながっていくことをイメージして作詞をしました。この歌が日々を頑張っているすべての人への応援歌として届いたらうれしいです。」

 

<蒲島郁夫 熊本県知事>

「日本の音楽界を代表する方々の御協力により、素晴らしいテーマソングが完成したことを大変嬉しく思います。

大会に懸ける選手の想いと応援する方々の想いが1つにつながり、皆様の記憶に残る大会となることを願っています。」

 

 この新曲「Hand in Hand~つなぐ想い~」の情報が発表された6月21日に、都内・銀座シックスにて「2019女子ハンドボール世界選手権大会」の抽選会が行われる。八代もこの会に参加、試合カードの抽選クジを引く大役を担うこととなっている。

 「Hand in Hand~つなぐ想い~」のリリースは現在未定となっているが、このコラボ曲によって、今年の女子ハンドボールの世界選手権が一層の盛り上がりを見せ、選手たちの活躍を彩ってくれることを期待したい。