ヴァレリー・ジューンが約4年ぶりにジャック・スプラッシュとの共同プロデュースによる新組曲を発表。

2020.11.16 TOPICS

テネシー生まれでブルックリンを拠点に活動するアーティスト、ヴァレリー・ジューンが、絶賛された2017年のアルバム『The Order Of Time』以来となる新曲を携えて帰ってきた。ジャック・スプラッシュ(ケンドリック・ラマー、アリシア・キーズ、ジョン・レジェンド)とヴァレリー・ジューンがプロデュースした3曲から成る組曲で、野心的な飛躍を披露している。

憧れと神秘的なカントリー・ソウルの “Stay “から、ドリーミーでフルートを使ったインタールード “Stay Meditation”、そしてR&Bとアフリカン・リズムを融合させた “You And I “で締めくくられる―これらの曲は、豊かな音色のパレットで描かれた没入感のある世界へとリスナーを誘う。

また3曲入り組曲のMVも公開された。
「Stay / Stay Meditation / You And I」MV

 
さらに、11月14日(土)に、ブルックリンの自宅からYouTubeのページで「Stay」をテーマにした瞑想会を開催し、新曲“Stay”をアコ―スティック・ギターで披露、瞑想についても語った。

 
ヴァレリー・ジューンは、米大統領選に向けて「Young, Gifted, & Black」というSpotifyのプレイリストへの熱狂的な反応と、ミュージシャンで公民権運動家のニーナ・シモンの精神に触発されて、「Voice Your Vote」と題した有権者動員ライブストリームを企画し、ジョン・バティステ、ブラック・ピューマズ、リアノン・ギデンズなどと共に、有権者を動員し、黒人や茶色のコミュニティに蔓延している有権者弾圧を止める努力にも貢献。ストリームの収益金は、Stacey AbramのFair Fight and Movement Voter ProjectのBlack-Led Organizing Fundに寄付された。詳しくは下記にて
https://bit.ly/3lgW1O8

2013年の『Pushin’ Against A Stone』と2017年の『The Order Of Time』という2枚のアルバムをリリースしたヴァレリー・ジューンは、ルーツ・ミュージックの世界では欠かせない存在となり、ボブ・ディランに賞賛され、ニューヨーク・タイムズ紙やニューヨーカー誌などの年間ベスト・オブ・ザ・イヤー・リストにも選出されている。
2021年には更なる新曲も発表される予定、要注目のアーティストの一人だ。