ニュー・アルバムより「コーヒーもう一杯」先行リリース!

2021.03.20 TOPICS

ニュー・アルバム『サラウンデッド・バイ・タイム』の発売に先駆けて、ボブ・ディランのカヴァー「コーヒーもう一杯」デジタル先行リリース!

トムがボブ・ディランの「コーヒーもう一杯」と初めて出会ったのは、およそ44年前のこと。
そしてトムは遂に今回、自分が思い描いていた通りの形にそれを仕上げることが出来たーーつまり、原曲で設定されている状況に、経験や、簡潔さ、そして枯れた遊び心を、しっくりなじむように溶け込ませて融合。そして、それをある種のコンテクストに落とし込みました。
「昔のことなんだがね」と、微笑むトム。「私は向こう見ずな若者で、気づいたら本来いるべきではないマズい状況に陥っていたり、一緒にいるべきではない人たちと過ごしていたりしたことがあったんだ。あれから何年も経った今、”谷へと下る”という一節を聞いて思い浮かぶのは、そういった無茶をするという現実の出来事だけではなく、二日酔いのことであったりもする。もうあの頃の自分には戻れないが、それでもこの曲を歌い始めると、すぐにあの場所に引き戻されるんだよ」と、トムは語っています。

プロデューサーのイーサン・ジョンズとは、高い評価を受けた2010年のアルバム『Praise & Blame』でタッグを組んで以来、10年以上にわたって協力関係が続いており、彼にとってはキャリア史上最も長い音楽的コラボレーションとなっています。今回のアルバム『サラウンデッド・バイ・タイム』 にはその関係性が反映されており、青年時代からより最近にまで及ぶ過去を深く掘り下げ、時代と共に変化し続ける音楽の世界を横断しながら、今日的な意義のある物語を備えた親しみやすい一連の楽曲が生み出され、トムにとってこれまでで最もパーソナルな楽曲集に仕上がっています。

この6年ぶりのニュー・アルバムについて、トムは、
「人生の、そしてキャリアのこの段階で、また80歳という年齢にあって、我が物語を音楽を通じて表現できるというのは、途方もなく素晴らしいこと」だと語り、これは私の自信作だと胸を張っています。
このトム・ジョーンズのニュー・アルバムの日本盤に、トムが長年の最大のヒーローだと語るIL DIVOのカルロス・マリンが、スペシャル・メッセージを寄せています。カルロス・マリンは、IL DIVOでの活動と並行して、やはり自身の音楽ルーツであるポップスやロックの名曲をカヴァーした最新ソロ・アルバム『ポートレイト』 を昨年10月にリリース。ソロでのプロモーション来日や日本公演も予定されていましたが、それもすべてコロナの影響で延期されてしまいました。そんななか、最愛のトム・ジョーンズが80歳にしてニュー・アルバムを発売することを知って、日本盤にのみスペシャル・メッセージを寄せてくれました。
カルロスいわく、「トム・ジョーンズは、僕にとって、子供のころからずっと憧れの一番のお気に入りのシンガーなんだ。本当に彼は素晴らしい声を持っているし、それに昔からずっと女性にモテモテなのも、とてもうらやましい」と、愛情たっぷりに語っています。そして、「彼のニュー・アルバムを一足早く聴かせてもらったけど、80歳のいまなお彼の歌声には磨きがかかっていて、それは本当に驚異的というしかない。僕も彼のように、80歳になっても歌い続けていたい」と、カルロスは話しています。

<商品情報>

 
『サラウンデッド・バイ・タイム』

2021.04.23 release