ドキュメンタリー映画『トノバン　音楽家加藤和彦とその時代』DVD＆ブルーレイ化決定！

2025.08.06 TOPICS

昨年5月に公開された、日本の音楽シーンを牽引した先駆者・加藤和彦にフォーカスした初のドキュメンタリー映画『トノバン　音楽家加藤和彦とその時代』のDVD＆ブルーレイが、加藤和彦の命日の前日に発売。特典映像として、本編に収録しきれなかった貴重なインタビューの数々も収録される。

ラジオから日本全国へ人気が広まったザ・フォーク・クルセダーズから、日本よりも先にイギリスで評価されたサディスティック・ミカ・バンド、ヨーロッパ三部作に代表されるソロアーティストとして、そして、作曲家・プロデューサー・アレンジャーと幾つもの顔を持ち、常に新しい音楽を追求し続けた加藤和彦。その革新的な音楽はフォーク、ロック、ボサ・ノヴァ、トロピカル・サウンド、レゲエ、タンゴなど、ジャンルの垣根を軽々と越えていった。

その功績を知れば知るほど興味深く、もっと語られるべきでありながら、今まであまり語られていない加藤和彦。高橋幸宏の想いがきっかけとなり、相原裕美監の呼びかけで企画がスタートした本作は、加藤和彦の人生、生きた時代を捉えながら、関係者らの証言や時の貴重な映像で紐解いていく作品。
泉谷しげる、きたやまおさむ、つのだ★ひろ、小原礼、今井裕、高中正義、高橋幸宏、吉田拓郎、松任谷正隆、坂本龍一らのアーカイヴ映像も含め、総勢44名の貴重な証言と当時の貴重な映像で、その輝かしい軌跡とあまり語られることのなかった苦悩に迫る。

また、加藤和彦の曲を愛する若い世代のアーティスト達が「Team Tonoban」（加藤和彦トリビュートバンド）を結成し、名曲「あの素晴しい愛をもう一度」を新たにレコーディングする模様も描かれ、時代を超えて受け継がれていく音楽の力を感じさせる作品となっている。

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