『ザ・ビートルズ:Get Back』AIを活用してメンバーの声を判別!? 映像と音声の修復作業の裏側を、特別映像で解説 ルーフトップ・コンサートでの演奏シーンも到着!

2021.12.22 TOPICS

わずか8年足らずの活動にもかかわらず、数々の世界記録とともに、音楽・文化・ファッションだけでなく、社会・経済・政治──時代や国境を超えて世界中の人々に多大な影響を与えた、伝説のロックバンド、ザ・ビートルズ。約8時間の時空を超えた≪体験型ドキュメンタリー・エンターテイメント≫が、ディズニープラスにて全3話見放題で独占配信中!
配信から1ヶ月近くが経ってもなお、「とんでもない瞬間の連続」「幸せな8時間」とSNS上では絶賛の声は増え続け、更には「ビートルズのゲットバックまた見たい」「この数日、リピートしまくり」と、観れば観るほど興奮が押し寄せる本作に、リピーターも後を絶ちません!
 
この度、50年間お蔵入りになっていた素材を現代に蘇らせる、修復作業についての特別映像が解禁!
 
マイケル・リンゼイ=ホッグによる『レット・イット・ビー』(1970)の映像素材は、16ミリフィルムで撮影されたものを35ミリに引き延ばしたものだったため、結果、粒子が粗く退色しており、とても暗い質感の作品になっていました。そこでピーター・ジャクソンは、『彼らは生きていた』でも使われた、ニュージーランドのウェリントンにあるパーク・ロード・ポスト・プロダクションによって苦心の末に、見事にすべて自然な色に修復させたのです。隣で「各ショットごとに細かく確認しながら修復した」と話すのは、これまでピーター・ジャクソン監督の『ホビット』シリーズや、『彼らは生きていた』でも編集を務めたジャベツ・オルセン。ピーターと長年にわたって仕事をしてきたチームとの作業によって、本作が出来上がったことが分かります。

映像と比べて、勝るとも劣らない修復ぶりを見せたのが、サウンド面です。ピーターが「音声修復の技術は驚異的だ」と表現するように、AI(人工知能)を活用した機械学習システムは、まさに目から鱗が落ちるほど!モノラルのアナログ・テープで録音された当時の素材は、ボーカルの音量が低すぎて、ギター音が大きすぎるなど、バランスの悪い部分が多々ありました。そこで、楽器の音やメンバーの声を判別できるように機械学習システムに覚えさせ、それぞれの音を抽出し再びミックスを施すことで、もう一度バランスを取ることが出来たのです。こうして、これまで楽器の音にかき消され、聞き取り辛かったメンバー同士の会話もはっきりと聞こえるようになり、よりディテールに富んだ作品が完成しました。

更にこの度、目覚ましい修復技術の底力を見せつける、“ルーフトップ・コンサート”での演奏シーンも到着!1969年1月30日にサプライズで行われた約42分間のパフォーマンスの中で計3テイク演奏された「ゲット・バック」の内、そのテイク1となるのが本演奏シーン。当日は、アップル本社屋上に5台、向かいのビルの屋上に1台、街の通りに3台、そしてアップルの受付に隠しカメラが1台と、計10台のカメラで様々なアングルから撮影されました。本編では、彼らにとって最後のライブとなった“ルーフトップ・コンサート”をノーカット完全版でお楽しみいただけます。

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解禁日の12月22日(水)からは、ディズニープラスのスターにて、ポール・マッカートニーがプロデューサーのリック・ルービンと1対1で親密な会話を交わしながら、革新的なビートルズ時代、そして70年代のアリーナロックを象徴するWingsから50年以上にわたるソロ活動など、自身の音楽キャリアを紐解いていくドキュメンタリー作品『マッカートニー 3,2,1』も配信がスタート!年末年始のおうち時間は、『ザ・ビートルズ:Get Back』と合わせて、名曲の数々を心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょうか。
 

【作品情報】
ドキュメンタリー作品『ザ・ビートルズ:Get Back』
■監督:ピーター・ジャクソン ■出演:ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター
公式サイト:Disney.jp/TheBeatles

【特別映像URL】
「ザ・ビートルズ:Get Back」|特別映像|Disney+ (ディズニープラス)修復作業の裏側

「ザ・ビートルズ:Get Back」|特別映像|Disney+ (ディズニープラス)ルーフトップ・コンサート

 

【『マッカートニー 3,2,1』 もいよいよ本日配信開始!】
2021.12.22(水)17時より ディズニープラス にて独占配信スタート!

ポール・マッカートニーが、伝説的プロデューサーのリック・ルービンと1対1での親密な会話を交わしながら、自身の音楽キャリア=革新的なビートルズ時代〜70年代のアリーナロックを象徴するウイングス〜50年以上に渡るソロ活動=を紐解いていくドキュメンタリー作品。 
(全6話/各話約30分)
『マッカートニー 3,2,1』予告編

 

 
2021年秋、『ザ・ビートルズ:Get Back』映像作品&公式写真集、
アルバム『レット・イット・ビー』スペシャル・エディションの3作品一挙リリース!
1969年1月のザ・ビートルズのレコーディング・セッションの全貌を補完しながら五感で楽しめる3作品!
 
2021.10.12発売
公式写真集 『ザ・ビートルズ:Get Back』 日本語版
 
2000年発行の「ビートルズ・アンソロジー」以来、2冊目となる公式書籍。
1969年1月のスタジオ・セッションからルーフトップ・コンサートまで、映像と共に膨大な時間で録音されていた、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴと関係者の実際の会話が丹念に書き起こされた、彼ら自身が自らの言葉で語る制作秘話と新事実。
イーサン・A・ラッセルとリンダ・マッカートニー撮影による未公開含む数百枚の写真も収録。
 
『ザ・ビートルズ:Get Back』(日本語版)
2021年10月12日発売予定 | ¥ 8,800(税込)
B4変型判(302mm x 254mm)240ページ |ハードカヴァー仕様(上製本)ISBN:978-4-401-65036-1
発売:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント(www.shinko-music.co.jp/

公式トレーラー

 
2021.10.15世界同時発売
『レット・イット・ビー』 スペシャル・エディション
 

同名映画製作と同時進行したレコーディングの膨大な音源をフィル・スペクターがリプロデュースした
ザ・ビートルズ最後のアルバム(全英チャート8週連続、全米チャート4週連続1位)のスペシャル・エディション
 
ジャイルズ・マーティンによるニュー・ステレオ・ミックス及び5.1サラウンド・ミックス、ドルビー・アトモス・ミックスに加え、レコーディング・セッションの過程で残されたアウトテイク、リハーサル・テイク、スタジオ・ジャムの未発表音源等が収録された“スーパー・デラックス”をはじめ、2CD、1CDなど様々な形態で2021年10月15日(金)世界同時 発売。
 
<商品フォーマット>
『レット・イット・ビー』スペシャル・エディション[スーパー・デラックス](5CD + 1ブルーレイ収録)
<輸入国内盤仕様/完全生産限定盤>品番:UICY-79760 | 価格:19,800円(税込)他、全6形態で発売

商品形態・収録曲他詳細:ユニバーサル・ミュージック ザ・ビートルズ公式ページ 
https://sp.universal-music.co.jp/beatles/