歴史的名盤『ラバー・ソウル』が拡張版スペシャル・エディションとして本日発売
ザ・ビートルズが1965年に発表した歴史的アルバム『ラバー・ソウル』の拡張版スペシャル・エディションが2026年10月2日に発売となった。
プロデューサーのジャイルズ・マーティンとエンジニアのサム・オケルが新たにミックスを手がけた本作には、新しいステレオ・ミックスとDolby Atmosミックスに加え、オリジナル・モノ・ミックス、キャピトルによるオリジナルUSアルバム版を収録。さらに、これまで未発表だったセッション音源やホーム・デモ、同時期に発表されたシングル「デイ・トリッパー/恋を抱きしめよう」も追加されている。
新たな『ラバー・ソウル』スペシャル・エディションは、未発表音源に、新ステレオ・ミックス、オリジナル・モノ・ミックス、キャピトルによるオリジナルUSアルバム版、そして同時期のシングル「デイ・トリッパー/恋を抱きしめよう」を組み合わせたもので、アルバムが作られていく過程を、かつてないほど深く知ることのできる内容となっている。
【YouTube】アルバム紹介映像
長年にわたり『ラバー・ソウル』を振り返るなかで、ジョン・レノンは本作について、「僕たちが完全に主導権を握った最初のアルバムだった」と語っている。ポール・マッカートニーは、「『ラバー・ソウル』は、作っていて本当に刺激的なレコードだった」と回想し、さらに、「それまでの作品から大きく前進したレコードだった」と評し、ジョージ・ハリスンは、「『ラバー・ソウル』は、当時から僕のお気に入りのアルバムだった。僕たちが作ったなかで最高の作品だったと思う。良いアルバムを作っているという確信が、僕たちにはあった」と語り、リンゴ・スターは「新たな出発となったレコード。作曲でも演奏でも、僕たちはそれまで以上に表現の幅を広げていた」と語り、さらに、「さまざまな考え方や、いろいろな実験に対して心を開き始めていた」と振り返っている。
スーパー・デラックス・エディションでは、24の初期セッション音源を聴くことができる。そのなかには、未発表テイク20曲と未発表ホーム・デモ3曲が含まれている。「デイ・トリッパー」や「恋を抱きしめよう」の初期ヴァージョンに加え、ジョン・レノンが残した楽曲のスケッチ「リトル・ガール」も収録される。「リトル・ガール」は、これまで一度も発表されておらず、その存在さえ噂されたことのなかった音源である。各コレクションには、オリジナル・モノ・アルバム、キャピトルによるオリジナルUSアルバム版、1965年の両A面シングルも収録される。2CDおよび2LPのデラックス・エディションには、セッション音源のハイライト、デモ、シングルから厳選された楽曲が収められている。4CDおよび5LPのスーパー・デラックス・エディションには、88ページのハードカバー・ブックが付属する。
『ラバー・ソウル』は、1965年12月3日に初めて発売された。ザ・ビートルズの進化において、大きな転機となったアルバム。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが、芸術面でも商業面でも頂点に達した驚異的な一年の終わりに発表された本作は、ポップ・ミュージックの既成概念を越え、作曲とレコーディングにおいて、より冒険的な姿勢を取り始めたバンドの姿を示していた。
最初の発売から60年以上が経過した現在も、『ラバー・ソウル』は、ポピュラー音楽史を決定づけたアルバムとして評価され続けている。その影響は、世代を越えて多くのアーティストに受け継がれてきた。ブライアン・ウィルソンは後年、『ラバー・ソウル』について、「それまでに作られたどのアルバムにもないほど、すべての曲がひとつにまとまっていた、初めてのアルバムだった」と回想し、ニルヴァーナのカート・コバーンはこの時期を「最も好きな時代」と呼び、ジョニ・ミッチェルは「何度も繰り返し聴いたビートルズのアルバム」と語っている。近年では、ハリー・スタイルズやフィービー・ブリジャーズも、『ラバー・ソウル』から影響を受けたことを明かしている。
<商品情報>

ザ・ビートルズ『ラバー・ソウル』スペシャル・エディション
2026年10月2日発売
LP、CD、ブルーレイの各フォーマットにて発売中
予約はこちら >>