Souliveのギタリスト、エリック・クラズノ&ギャラクティックのドラマー、スタントン・ムーアの新プロジェクトが始動!

2023.02.28 TOPICS


 
長年の友人であるSouliveのギタリスト、エリック・クラズノとギャラクティックのドラマー、スタントン・ムーアが新プロジェクトを始動!

女性アーティストのアイコンであるエイミー・ワインハウスニーナ・シモンビリー・アイリッシュ、シャロン・ジョーンズ、ブリトニー・ハワード、H.E.R.、ケイシー・マスグレイヴスペギー・リー、そしてアレサ・フランクリンの作品を、ソウルフルなカバーを通して再構築したアルバムのリリースをアナウンスした。
 




 
レコーディングは、ニューヨーク州ウッドストックのレヴォン・ヘルムスタジオで行われ、ジム・スコット(テデスキ・トラックス・バンド、ウィルコ)がミキシングを担当。エリック・フィンランド、ブランフォード・マルサリス、コリー・ヘンリー、ロバート・ランドルフが参加している。
 
「スタントンと私が一緒になってレコードを作ろうと決めたとき、私たち二人が信じているコンセプトに焦点を当てたいと思ったんだ。僕らの妻達の助けを借りて、いくつかのアイデアについて議論を始め、僕らの好きな女性シンガーやソングライターへのトリビュートが完璧だろうということに同意したんだ。あらゆるジャンル、あらゆる時代にまたがる素晴らしい楽曲がたくさんあるからね。スタントンと私は、オルガン・トリオのフォーマットにふさわしいメロディとムードを持つ曲に的を絞っていきました。曲をアレンジし、グルーヴを加え、エリック・フィンランド(オルガン/キーボード)とデモを作り始めてすぐに、何か特別なものを手に入れたと思ったんだ」‐ エリック・クラズノ

「このアルバムでは、自分たちの奥さんに自慢できるようなアルバムを作りたかったんだ。 夕食を作りながらでも、ビーチでぶらぶらしながらでも聴けるようなものをね。僕らのゴールは、最初から最後まで瞬時に雰囲気を作り出し、家族や友人と何度も楽しめるような曲のコレクションを作ることだったんだ」‐ スタントン・ムーア

 
 

Eric Krasno & Stanton Moore『Krasno Moore Project: Book of Queens』
エリック・クラズノ&スタントン・ムーア / クラズノ・ムーア・プロジェクト: ブック・オブ・クイーンズ

レーベル:Concord Jazz
配信:2023年3月17日(金)
CD/LP:2023年10月6日(金)

>> LISTEN / BUY

1. You Know I’m No Good (Amy Winehouse cover)
2. Nobody’s Baby (Sharon Jones and The Dap Kings cover)
3. Slow Burn (Kacey Musgrave cover)
4. Lost Cause (Billie Eilish cover)
5. Stay High feat. Cory Henry (Brittany Howard cover)
6. Fever feat. Branford Marsalis (Peggy Lee cover)
7. Natural Woman (Aretha Franklin cover)
8. Carried Away (H.E.R. cover)
9. I Wish I Knew How It Would Feel to Be Free feat. Robert Randolph (Nina Simone cover)

 


2人が初めて出会ったのは、90年代半ば、エリックがマサチューセッツ州ノーサンプトンの大学に通っていた頃だった。スタントンはツアーで頻繁にこの地域を訪れ、エリックは彼のドラムのファンになっていった。スタントンに良い印象を与えたいと思ったエリックは、いつも自分の最新のギター・ワークのデモをスタントンに渡していた。スタントンは、このCDを聴いてすぐにクラズノの才能に気づいたという。

その後、エリックは<レタス>と<ソウライブ>を、スタントンは<ギャラクティック>と<ガレージ・ア・トロワ>を設立。
この25年間、2人はさまざまなプロジェクトを通じて、数え切れないほど多くのステージを共にし、友情を育んできた。

2022年の「ニューオリンズ・ジャズ・フェスティバル」で、もっと定期的に一緒に仕事をする可能性について話し合い、女性アーティストに焦点を当て、彼女たちが世界に贈った素晴らしい音楽の敬意を表して、オルガン・トリオのカヴァー・アルバムを作ろうというコンセプトを思いついた。
そして、友人のエリック・フィンランドを迎え、サウンドに丸みを持たせた結果、どことなく聞き覚えのある、しかし今まで聞いたこともないような、素晴らしいカバー集を完成させた。

 
 
<バイオグラフィー>

■エリック・クラズノ
ソウルライブとレタスの共同設立者であり、シンガー、マルチインストゥルメンタリスト、そして2度のグラミー賞受賞歴を持つソングライター兼プロデューサー。
ソウルライブのメンバーとしてアルバムを12枚、レタスのメンバーとしてアルバム4枚、ソロ名義では3枚のアルバムをリリースしている。
ノラ・ジョーンズ、ロバート・ランドルフ、プリティ・ライツ、タリブ・クウェリ、50セント、アーロン・ネビル、アレン・ストーン、レディシなどのアーティストのレコーディングに携わる。
パフォーマーとして、ザ・ローリング・ストーンズ、デイヴ・マシューズ・バンド、ジョン・メイヤー、ザ・ルーツらとステージで共演。
今までグラミー賞に7回ノミネートを果たし、テデスキ・トラックス・バンド『Revelator』のソングライターとギタリスト、デレク・トラックス・バンド『Already Free』のギタリストとして、グラミー賞を2つ受賞している。

■スタントン・ムーア
1972年生まれ、ニューオリンズ出身のアメリカのファンク、ジャズ、ロックドラマーとして活躍。
ギャラクティックの創設メンバーとして11枚のアルバムをリリース、ソロ名義で8枚、ガラージ・ア・トロワのメンバーとして4枚のレコードをリリースしている。
共演したアーティストは枚挙に厭わないが、メイシオ・パーカー、ジョス・ストーン、メイシー・グレイ、トム・モレロ、コーリー・グローヴァー、シリル・ネヴィル、アーマ・トーマス、ロバート・ウォーター、ウィル・バーナード、アンダース・オズボーンなどと演奏・録音を行っている。
ニューオリンズ・ドラミングを教えるため世界中を飛び回り、ドラミング雑誌に定期的に執筆、教則本やビデオをリリース。2017年、スタントン・ムーア・ドラム・アカデミーを設立した。