セバスチャン・イザンバール from IL DIVO。5年ぶりのアルバム『フロム・セブ・ウィズ・ラヴ』9月28日発売決定!

2022.08.16 TOPICS

セバスチャン・イザンバール from IL DIVO
ソロでユニバーサル ミュージックと契約!!

移籍第1弾にあたる5年ぶりのニュー・アルバム 『フロム・セブ・ウィズ・ラヴ』
2022年9月28日(水) 全世界同時発売
アルバム発売週にはプロモーション来日も決定!!


 
全世界で3,000万枚以上のレコード・セールスを記録、世界各国のヒット・チャートで数々のナンバーワン、ゴールド・ディスク、プラチナ・ディスクを獲得しているイル・ディーヴォの貴公子ともいうべきフランス人メンバー、セバスチャン・イザンバールが、歌いたいと思った歌だけを集めた最新ソロ・アルバム『フロム・セブ・ウィズ・ラヴ』をリリース

アルバムの発売に先駆けてシングル「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー」とそのミュージック・ビデオを9月7日(水) デジタル先行リリース決定
デジタル・アルバムのプレオーダーも、同日スタート

今年でデビュー18周年を迎え、さる3月26日から4月9日まで全国6都市11公演という大規模な来日公演を実現させ、大きな注目を集めた多国籍ヴォーカル・グループ、イル・ディーヴォの貴公子ともいうべきフランス人メンバー、セバスチャン・イザンバールが、ソロでユニバーサル ミュージックと契約!! 実に5年ぶりのニュー・アルバム『フロム・セブ・ウィズ・ラヴ』(原題はFROM SEB WITH LOVE)を2022年9月28日(水)に全世界同時発売、さらにCDは世界に先駆けて、同日に日本先行発売されることが決定しました。

 イル・ディーヴォは、全世界で一大センセーションを巻き起こしたイギリスの人気オーディション番組「ポップ・アイドル」や「Xファクター」、同じくアメリカの人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」などの審査員として世界的に有名なサイモン・コーウェルによって見出された、それぞれ出身国が異なる4人の男性シンガーによって結成された多国籍ヴォーカル・グループです。2021年12月19日にはグループの中心メンバーでもあったスペイン人のカルロス・マリンが、新型コロナウイルスに感染して急死し、世界中のファンに大きな衝撃と深い悲しみを与えたのはまだ記憶に新しいところです。残された3人のメンバーは、精神的な支柱でもあったカルロスを失った悲しみを乗り越えて、彼の意志を受け継ぎ、グループの活動継続を決意。サポートのバリトン歌手を迎えて、”グレイテスト・ヒッツ・ツアー2022 / スペシャル・トリビュート・トゥ・カルロス・マリン”と題したカルロスの追悼公演を世界各地で開催し、その一環として今年3月下旬から4月上旬にかけて4年ぶり7回目の来日公演を実現させました。

 そうしたグループ活動と並行して、セバスチャンは数年前から新しいソロ・アルバムの準備を開始。前作『ウィ・ケイム・ヒア・トゥ・ラヴ』(2017年 / 原題はWE CAME HERE TO LOVE)から実に5年ぶり、ソロ通算3作目にあたる注目のニュー・アルバムは、007の名作のタイトルをもじったような『フロム・セブ・ウィズ・ラヴ』と命名され、永遠のスタンダード・ナンバーからシャンソン、そしてポップスやロックの名曲まで、彼自身が歌いたいと思った歌だけを集めた、いわゆるカヴァー・アルバムとなっています。

「こうしたアルバムを前々から作りたいと思っていたんだ」
 そう語るセバスチャンは、「これがセバスチャン・イザンバールというアーティストのバックグラウンドなんだ」という。
「イル・ディーヴォのメンバーのなかでは、僕だけ異質なキャリアなんだ。僕以外の他のメンバーは、みんなミュージカルやオペラなどの舞台経験があって、正統なクラシック音楽の教育を受けているんだけれど、僕はもともと独力でヴォーカルやギター、ピアノを学んだポップ・ミュージシャンだからね。自分で曲を作って歌う、いわゆる典型的なシンガー・ソングライターだったんだ。だから、イル・ディーヴォに加入する前の2000年に、(母国の)フランスで発売した最初のアルバム『LIBRE』(日本未発売)は、まず自分自身がどういったアーティストなのか、それをみんなにわかってもらうために必死に作ったものだった」

 そのアルバム発表後、セバスチャンはカルロス・マリンとの運命的な出会いを経て、イル・ディーヴォのオーディションに参加して合格。2004年にリリースされたイル・ディーヴォのデビュー・アルバム『イル・ディーヴォ』(原題はIL DIVO)は、全英チャートで初登場NO.1に輝き、全米チャートでも最高4位を記録。一躍世界的なスターダムにのし上がった。ポップスとクラシックのクロスオーヴァーを目指した、”クラシカル・クロスオーヴァー”と呼ばれるジャンルの先駆的存在として、デビューから瞬く間に世界中で人気を爆発させたイル・ディーヴォは、その後も『アンコール』(2005年 / 原題はANCORA)、『オールウェイズ-SIEMPRE-』(2006年 / 原題はSIEMPRE)、『プロミス』(2008年 / 原題はTHE PROMISE)、『ウィキッド・ゲーム』(2011年 / 原題はWicked Game)といったアルバムを次々に世界中で大ヒットさせ、2021年にはモータウン・レコード設立60周年企画と連動して、モータウンの名曲を集めてカヴァーした最新アルバム『フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ』(原題はFOR ONCE IN MY LIFE: A CELEBRATION OF MOTOWN)をリリース。そうしたグループ活動と並行して、セバスチャンはソロ活動にも積極的に取り組んできました。

「ご存じのように、イル・ディーヴォのアルバムは、すべてがカヴァー・ソングのコレクションだ。それはグループ結成当初から変わらないコンセプトさ。そして、その選曲はポップスからロック、クラシックからミュージカル、そしてモータウンまで、本当に多岐に及んでいる。それは常にチャレンジングな試みなんだけれど、やはり僕はミュージシャンでもあるので、ふだんから自分でオリジナル・ソングを作っている。そうした僕の書き溜めていたオリジナル曲の最新コレクションとでもいうべきアルバムが、前作の『ウィ・ケイム・ヒア・トゥ・ラヴ』だったんだ。あのアルバム発表後には、日本でソロ・ツアーも実現させることができた。そのステージで、僕はチャップリンの”スマイル”を歌ったんだけど、そのときの経験で思ったんだ。イル・ディーヴォとは違う、セバスチャン・イザンバールというシンガー、アーティストのバックグラウンドをみんなに知ってもらえるようなアルバムを作ってみるのはどうだろうか、とね。僕の音楽的嗜好や趣味、影響を受けた音楽などを詰め込んだ、これがセバスチャン・イザンバールなんだといえるような、いわば名刺代わりのアルバムを作りたいと思ったんだ」

 そのニュー・アルバム『フロム・セブ・ウィズ・ラヴ』には、フランク・シナトラやエラ・フィッツジェラルドなどの歌声でもおなじみの「あなたに首ったけ(クラッシュ・オン・ユー)」(I’VE GOT A CRUSH ON YOU)やもともとはミュージカル・コメディ映画『恋をしませう』(1933年)のテーマ曲として書かれた「レッツ・フォール・イン・ラヴ」(LET’S FALL IN LOVE)のようなスタンダード・ナンバーから、エディット・ピアフの「バラ色の人生(ラ・ヴィ・アン・ローズ) 」(LA VIE EN ROSE)、シャルル・トレネの大ヒット曲とその英語カヴァーをメドレー形式で歌った「ラ・メール / ビヨンド・ザ・シー」(LA MER / BEYOND THE SEA)のようなフランス出身のセバスチャンらしいシャンソンの名曲、ヴァン・モリソンの代表曲のひとつで、ロッド・スチュワートの歌声でも知られる「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー」(HAVE I TOLD YOU LATELY)やエルトン・ジョンの名バラード「悲しみのバラード」(SORRY SEEMS TO BE THE HARDEST WORD)など、幅広いジャンルを網羅した独特の興味深いセレクションとなっています。

「このアルバムを作るために、まずは候補曲のリストを作ったんだけど、それを作るのがまたすごく楽しくてね。”ああ、これも歌ってみたい”、”これもいいな”と、とにかく、思いついた曲をぱらぱらと書き留めていったんだけれど、そうしたら、本当に何十曲にもなってしまってね。そこから実際に曲を絞り込んでいく作業がまた大変だった。どれを歌って、どれを外すか、本当にすごく悩んだんだ。スタジオでいろいろ試したりもしたけど、最後は本当に自分自身が歌いたいと思う歌だけを選んでみた。このアルバムには僕の音楽的趣味や嗜好が色濃く反映されてると思う」

 そのニュー・アルバムのなかで、ひときわ異彩を放っているのが、マーク・ロンソンの「アップタウン・ファンク」(UPTOWN FUNK)だ。
「この曲は、どうしても今回のアルバムに入れたかったんだ。僕はジャズやクラシック、ポップスやロックなど、幅広く何でも聴くんだけど、”アップタウン・ファンク”のような激しいダンサブルな一面も僕にはある。これはライヴで歌うのがとても楽しみな曲のひとつでもあるんだ」

 そして、もうひとつ、ニュー・アルバムにはセバスチャンが日本語で歌う坂本 九の「上を向いて歩こう」のカヴァーが収録されているのも、大きな話題だ。
「イル・ディーヴォでも、僕たちは日本語で日本の曲を歌ったことがあるけど、今回のアルバム用の候補曲をリストアップしていく過程で、何か日本の曲も歌いたいと思ったんだ。イル・ディーヴォで初めて日本を訪れてから、僕は日本の文化や音楽に深く感銘を受けた。だから、こうしたカヴァー・アルバムを作ろうと思ったとき、何か日本語で歌えるいい曲はないかと、真剣に探し始めたんだよ。
”上を向いて歩こう”は、どうして知ったのか、よく覚えていないんだけど、この曲のことは前から知ってて、こっち(L.A.)の日本語が話せる友人たちに、歌詞の内容を教えてもらって、”これだ”と思ったんだ。
僕がこのアルバムを本格的にレコーディングし始めたのは、まさにコロナが世界中で猛威を振るい始めたころなんだけれど、この数年で、僕たちは予想もしなかった困難に直面した。新型コロナウイルスもそうだし、ロシアのウクライナ侵攻もまさに青天の霹靂だ。そして、そのウクライナ侵攻によって、世界中の人々が食糧危機やエネルギー危機といった新たな困難に直面している。新型コロナウイルスだって、終息に向かうどころか、いまだに世界中で猛威を振るっている。ちょっと前までは、こんな未来が訪れるなんて、誰にも予想できなかったんじゃないかと思う。世界はいま、かつてないようなあらゆる危機に直面してると思うんだ。本当にいまは、生きていくのが大変な時代だ。コロナで大切な家族や友人、知人を失った人もいるだろう。僕もかけがえのない大切な友人のカルロスをコロナで失った。そして、ウクライナの人々のことを思うと、本当に胸が痛む。でも、僕たちはそうした困難に立ち向かって、生きていかなくてはいけないんだ。この曲の歌詞が、まさにさまざまな困難に直面しているいまの僕たちの気持ちや思いを代弁してくれているようだと知って、どうしても今回のアルバムに入れなくてはならないと思ったんだ」

 そう語るセバスチャンに、思いがけない救世主が現れる。「実は、”上を向いて歩こう”をレコーディングする前に、この曲を作った作曲家の中村八大さんのご子息の力丸さんからメールをもらったんだ。”上を向いて歩こう”という曲が持つ意味、そして歌詞が何を意味しているか、そうしたことをとても丁寧に教えてもらえたんだ。それがこの曲をレコーディングする上で、とても大きな助けになったし、日本語で歌われたこの曲の意味や歌詞の内容を僕自身が深く理解することができた。フランス人の僕が、正しい日本語の発音で歌うこと自体がまだまだ大きなチャレンジなんだけれども、力丸さんからもらったメールのおかげで、自分の気持ちをどこでどのように込めればいいか、それがよくわかった。何度も何度もトライして、自分としてはベストなテイクを作ることができたと思うんだけど、どうだろう?! これは日本のみなさんだけではなく、ぜひ世界中のさまざまな人々に聴いてもらいたい1曲なんだ」

 そして、ニュー・アルバムの最後を締めくくるのは、セバスチャンがプロデューサーのジョン・コギンズとの共作で手掛けたオリジナル新曲の「アイ・ドゥ」(I DO)だ。
「これは愛する人への思いを綴ったラヴ・ソングなんだけれど、ロマンチストな僕の一面を表したかったんだ。パートナーにプロポーズしたり、結婚したりする際に使われるような曲になったらいいなと思いつつ、友人のジョン・コギンズと一緒に書いたんだよ。それで、今回のアルバムの最後に、どうしてもこの曲は入れたいと思ったんだ。この曲を最後に加えることで、”これがセバスチャン・イザンバールなんだ”と胸を張れるアルバムに仕上げることができたんじゃないかと思う」

 セバスチャン・イザンバールは、1973年3月7日、フランスのパリ生まれ。歌手、俳優として活躍し、2000年には初のソロ・アルバム『LIBRO』(日本未発売)を本国フランスでリリース。ポップス・アーティストとして本格的なキャリアをスタートさせた直後に、パリでカルロス・マリンと出会い、その後イル・ディーヴォのオーディションに合格。2004年11月にイル・ディーヴォのメンバーとして、セバスチャンは新たなキャリアを歩み始めました。今年行われたイル・ディーヴォの来日公演のステージでも、カルロスとの思い出を語っていたセバスチャンですが、「カルロスの死を受け入れることはまだ難しい」と、正直に心情を吐露しています。

「彼がこんなに早くこの世からいなくなるなんて、まったく夢にも思わなかった。あんなに陽気で、とてもプロフェッショナルで、カルロスはまさに生まれながらの生粋のエンターテイナーだった。あんなに素晴らしい声を持った天才的なシンガーには、そうそうお目にかかれないよ。だから、正直に言えば、いまも辛いよ。カルロスが恋しくてしかたないし、この話をするだけで、いまもまだ胸が締め付けられる。まさにそうした僕の心情を、”上を向いて歩こう”という曲に注ぎ込もうとしたんだ。
 カルロスが作ったソロ・アルバム『ポートレイト』(2020年 / 原題はPORTRAIT)も聴いたよ。彼が好きな、彼らしいカヴァー・ソングがたくさん詰まったアルバムだった。それが今回のアルバムを作る引き金になった部分も大きいかもしれない。意識して、そうしたわけではないんだけどね。だから、僕は今回のアルバムを彼に捧げたいと思う。彼と過ごした17年間は、まさに僕にとってはかけがえのない、楽しい思い出がたくさん詰まった、とても素晴らしい時間だったからね」

セバスチャン・イザンバールのニュー・アルバム『フロム・セブ・ウィズ・ラヴ』は、2022年9月28日(水)に全世界同時発売されます。CDは世界に先駆けて、同日に日本先行発売が決定。さらにアルバムからのリード・トラック「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー」とそのミュージック・ビデオが、9月7日(水)に全世界でデジタル先行リリースされます。

 アルバム発売週の9月26日(月)から10月2日(日)まで、現在行われているイル・ディーヴォの世界ツアーの合間を縫って、セバスチャンのプロモーション来日も決定。今回の日本滞在中には、東京と大阪でセバスチャン初のリリース・イベントの開催も予定されています。そして、このアルバムの発売に伴う待望のソロ・ツアーも、2023年に予定されています。

「とても興奮しているんだ。早くみんなにこのアルバムを聴いてもらいたくてね。今回のプロモーション来日では、日本のショッピング・センターでリリース・イベントも行う予定なんだ。ソロ・アーティストとしては、僕はまだまだ新人だからね。とにかく、僕の大好きな日本のファンのみなさん、そしてまだ僕のことを知らない日本のひとりでも多くの人たちに、僕の生の歌声を聴いてもらって、セバスチャン・イザンバールって、こういうアーティストなんだってわかってもらえて、アルバムを気に入ってもらえたら、うれしいな。だから、これは”セブより愛をこめて”(From Seb with Love)なんだ。日本でまたみなさんにお会いできることを本当にとても楽しみにしています。ファンのみなさん、大好きです、愛してます」

>> 英文プレスリリースはこちら

 
<商品情報>

セバスチャン・イザンバール 『フロム・セブ・ウィズ・ラヴ』

日本盤リリース情報
2022年9月28日(水) 全世界同時発売

日本盤のみSHM-CD仕様
CD: UICY-16090
\2,750(税込)

【収録曲】 *CD&デジタル配信
1. あなたに首ったけ(クラッシュ・オン・ユー)
I’VE GOT A CRUSH ON YOU

2. レッツ・フォール・イン・ラヴ
LET’S FALL IN LOVE

3. バラ色の人生(ラ・ヴィ・アン・ローズ)
LA VIE EN ROSE

4. ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー
HAVE I TOLD YOU LATELY

5. 夢のチョコレート工場(ピュア・イマジネーション)
PURE IMAGINATION

6. 悲しみのバラード
SORRY SEEMS TO BE THE HARDEST WORD

7. 上を向いて歩こう
UE WO MUITE ARUKOU (SUKIYAKI)

8. ラ・メール / ビヨンド・ザ・シー
LA MER / BEYOND THE SEA

9. アップタウン・ファンク
UPTOWN FUNK

10. アイ・ドゥ
I DO

Produced by John Coggins and Sebastien Izambard 
Recorded, Mixed and Mastered by John Coggins
Drums, Piano, Guitars and Everything by John Coggins 
Orchestra Music Performed by The City of Prague Philharmonic Orchestra 
Orchestra Arranged by John Foreman except for “UE WO MUITE ARUKOU (SUKIYAKI)” and “LA MER / BEYOND THE SEA”, which were orchestrated by Matt Amy and John Foreman

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