12月発売の60周年記念ライヴ・アルバム『蠍団の帰還~カミング・ホーム・ライヴ』の収録曲が発表。先行シングル第3弾が配信&デジタル・アルバム予約開始

2025.11.07 TOPICS

ドイツが世界に誇るハードロック・バンド、スコーピオンズが7月5日に地元のハノーファー・スタジアムで開催した結成60周年記念公演を収録したライヴ・アルバム『蠍団の帰還~カミング・ホーム・ライヴ』(原題:Coming Home Live)。12月5日に発売されるアルバムの収録曲がスコーピオンズの公式SNSで公開された。

https://www.instagram.com/p/DQjvCmCjxHb/

 
本日、先行シングル第3弾「ZOO(背徳の街角)」(原題:The Zoo)が配信リリースされ、デジタル・アルバムの予約が開始した。

★Scorpions - The Zoo (Coming Home Live)

 
フィジカルは2CD、2LPの2形態で、輸入盤では各形態のTシャツ付き、サソリ人形付きのセットもリリースされる。

1970年代の終わり、マンハッタンのミッドタウンは喧噪の坩堝たるニューヨーク・シティの中でも有数の活気溢れる町だった。タイムズスクエアから目と鼻の先、安価な覗き小屋とセックスショップと肩を並べ、怪しげな建物の隙間にはドラッグストアがせめぎ合い、その裏手に回れば献血で数ドルを手に入れることができた。地元のシーンでは、ブロードウェイと劇場街の間のこの一角はThe Zoo(動物園)と通称されていた。
そのThe Zoo周辺では、ビッグアップルの光と影の両面を定義づける、ありとあらゆるものを目にすることができた。1979年の全米ツアーの一環としてニューヨークで公演を行ったスコーピオンズが、42番街と、その躍動する一方で油断ならないナイトライフに気づかずにいたはずはない。クラウス・マイネ(Vo)は彼が書いた「ZOO(背徳の街角)」という曲に、そんな伝説の町の姿を永遠にとどめた(“動物園を楽しみながら/42番街を歩いていく/興奮を味わいたいなら/この熱が伝わるはずだ”)。
作曲したルドルフ・シェンカー(G)の独特なリフはこのバンドの最も特徴的な音楽のトレードマークに数えられるようになり、1980年のアルバム『電獣~アニマル・マグネティズム』をもってハードロックのジャンルにおける彼らの地位は揺るがぬものとなった。
「ZOO(背徳の街角)」は『蠍団の帰還~カミング・ホーム・ライヴ』でも大きな見せ場のひとつになっている。

 
◆商品情報

スコーピオンズ『蠍団の帰還~カミング・ホーム・ライヴ』


2025年12月5日発売(当初の11月14日から変更)
Scorpions / Coming Home Live
2CD: UICY-16319/20/4,400円(税込)
日本盤のみSHM-CD仕様
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