BIOGRAPHY

2度のグラミー賞受賞者であるサブリナ・カーペンターは、歌手、ソングライター、女優、そしてファッション・アイコンとして、何百万人もの観客を魅了してきた。音楽活動においては、ステージでもスタジオでも次々とアンセムを生み出し、複数のゴールドおよびマルチ・プラチナ認定を獲得しながら、世界中で公演をソールド・アウトさせている。
2024年4月、サブリナはコーチェラ・フェスティバルに初出演し、フェスティバルで最も話題を集めたアーティストの1人となる。コーチェラ・フェスティバルへの初出演に先立って同月にリリースしたシングル「Espresso」は、瞬く間にチャートを駆け上がり、イギリスやオーストラリアのシングル・チャートで1位を獲得したほか、全米でもトップ5にランクイン。Spotifyのグローバル・チャートでも1位を獲得して、リリースから1ヶ月で2億回以上のストリーミング再生を記録することになる。
また、同年6月にリリースしたセカンド・シングル「Please Please Please」もチャートで好成績を収め、Spotifyのグローバルと全米チャートで1位、Apple Musicのシングル・チャートでも1位を記録し、全米シングル・チャート(Hot 100)では2位デビューを経て自身初となる1位を獲得。8月にはこれら2曲も収録した通算6作目となるスタジオ・アルバム『ショート・アンド・スウィート』をリリースし、ニューヨーク・タイムズやローリング・ストーン、ピッチフォーク、バラエティなど多数のメディアから称賛された。
同作は全米アルバム・チャート(Hot 200)で初登場1位を記録すると、2024年において3番目に高い初週成績を記録したアルバムとなったほか、同年に初週から3週連続で首位をキープした2枚のアルバムのうちの1枚となった。同作はイギリス、カナダ、オーストラリア、スペイン、フランスなどでもアルバム・チャートを制するなど、世界各国のチャートで首位を獲得した。アルバムのオープニングトラック「Taste」はSpotifyの全米チャートで1位を獲得し、アルバム収録曲としては3曲目の1位獲得曲となった。アルバムからの3曲のシングル「Espresso」(24億再生)、「Please Please Please」(15億再生)、「Taste」(11億再生)はすべて、Spotifyの栄誉ある「Billions Club (10億回再生を突破した楽曲リスト)」入りを果たしている。
同作はサブリナに初となるグラミー賞ノミネーションをもたらすこととなり、第67回グラミー賞で主要全4部門を含む6部門にノミネートされ、最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)(「Espresso」)と最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム(『ショート・アンド・スウィート』)の 2部⾨を受賞。同授賞式では、「Espresso」と「Please Please Please」をパフォーマンスし、グラミー賞へのデビューを果たした。
2024年秋には、全公演がソールドアウトとなった『ショート・アンド・スウィート』ツアーの北米ツアー33公演を完走し、続いて開催したヨーロッパ・ツアーも全公演ソールドアウトで締めくくった。2025年秋には、北米ツアーの第2弾の開催を予定しており、ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで6公演、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで5公演を行なう。
2025年8月29日にリリースした通算7作目のスタジオ・アルバム『マンズ・ベスト・フレンド』は全米アルバム・チャート初登場1位を記録。発売初週に米国で1億8000万回以上のストリーミング再生数を記録し、女性アーティストによる2025年最大のデビュー記録を樹立した。世界的に見ても、『マンズ・ベスト・フレンド』はイギリス、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、スペイン、スイスで初登場1位を記録。プラチナ認定を受けたアルバムのリードシングル「Manchild」も、全米シングル・チャートで初登場1位を獲得している。