キャリア初となるゴスペル・アルバムをリリース!

88歳を迎えたジャズ・レジェンド、ロン・カーターがキャリア初のゴスペル・アルバム『Sweet, Sweet Spirit』をブルーノート/モータウン・ゴスペルからリリースすることが決定し、タイトル・トラックが公開されている。
本作には、ロンの母親であるウィリー・O. カーターが生前愛した讃美歌の数々を収録。約30年前、亡くなる直前の母親から讃美歌を歌ってくれと頼まれたカーターは、自宅でそれらの讃美歌と自らのベースを融合させた音楽を制作し、最愛の母との最期の時間に捧げた。それから時が経ち、カーターとドン・ウォズはそのコンセプトを基にしたジャズとゴスペルのハイブリッド・アルバムを制作しようと意気投合した。
カーターのベース・ラインと、まるで教会の礼拝に参加しているかのようなパワフルなクワイア、アンサンブルをまとめあげるのは、ゴスペル・シンガー/合唱指揮者の最高峰としてグラミー賞にも8度ノミネートされているリッキー・ディラード。デトロイト出身のカーターは幼少期から地域の教会コミュニティで育ち、これら讃美歌に親しんできた。
今回の作品は従来のストレートアヘッドなジャズとは異なるが、家族やコミュニティと共に讃美歌を愛し続けてきた彼の人生を描いた内容ともいえる。1937年生まれのロン・カーターが見せる新境地に注目したい。
「この作品がリリースされた時、それが多くの人々の心の扉を開き、みんなをひとつに結びつけることができると思っているよ」- ロン・カーター
「このプロジェクトは、時代を超えて人々の心に響き、末永く魂をこぶし続ける不朽の作品となるよ」- リッキー・ディラード

『Sweet, Sweet Spirit』
2026年2月6日リリース 輸入盤 / 配信
» LISTEN / BUY
1. Open My Eyes
2. Everybody Will Be Happy
3. Pass Me Not
4. Farther Along
5. Just A Closer Walk With Thee
6. In The Garden
7. Just A Little Talk With Jesus
8. Softly And Tenderly
9. No Tears In Heaven
10. Sweet, Sweet Spirit