クイーン42年ぶりの札幌公演が実現。クイーン+アダム・ランバート札幌ドーム公演にスペシャル・ゲストとしてGLAYが出演

2024.02.12 LIVE

クイーン+アダム・ランバートの札幌公演が2月10日(土)に札幌ドームで開催!
スペシャル・ゲストのGLAYに続き、クイーン+アダム・ランバートが登場し、42年ぶりとなる歴史的な札幌公演は感動的に終了しました。

オフィシャル・ライブ・レポートが到着!

日時:2024年2月10日(土)開場16:00/開演17:30
開場:札幌ドーム

 
【クイーン+アダム・ランバート札幌公演レポート】

現在、4年ぶりの来日公演を展開中のクイーン+アダム・ランバートが、さる2月10日(土)、札幌ドーム公演を開催した。
 
クイーンが札幌でコンサートを行うのは、今は亡きフレディ・マーキュリー在籍時の1982年の“Hot Space Tour”で来日して、当時の北海道立産業共進会場でライヴを行って以来、実に42年ぶり。7日(水)に京セラドーム大阪で公演後、翌日に空路で札幌入り。その日の夕食後には、ロジャー・テイラー(ドラムス)とアダム・ランバート(ヴォーカル)が、札幌の大通会場で開催中の「さっぽろ雪まつり」で特別展示されているクイーンの雪像をお忍びで訪問。夜にはクイーンの名曲の数々に合わせてライトアップされる雪像の前で、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のリズムに合わせて、アダムが足踏みするなど、ロック界のスーパースター2人も大喜び。雪がちらつく札幌を42年ぶりに訪れたロジャーは「ただいま日本の北にある札幌います。ここに来れてとても嬉しいです」と語り、アダムは「これを作った人は美しいアーティストです。とてもとても感動しました。 脱帽です」と、雪像の完成度の高さに感心していた。
 
そして、42年ぶりの札幌公演。この日は地元北海道出身の日本を代表するロック・バンド、GLAYがスペシャル・ゲストに登場。17時30分にGLAYがステージに登場すると、この日の会場に集まった2万千人のファンはいきなり総立ちで大興奮。そうしたファンの熱い声援を受けて、GLAYは45分間のステージで大ヒット曲の数々を惜しげもなく披露。豪華なセットリストで会場を沸かせ、その熱気に包まれた札幌ドームのステージに、クイーン+アダム・ランバートが現れたのは19時15分。伝説的なライヴ・エイドのステージでもおなじみの「RADIO GA GA」「ハマー・トゥ・フォール」を演奏後、ヴォーカルのアダムが「ハロー・サッポロ!」とファンに呼び掛け、映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも印象的に使われていた1978年のヒット曲「ファット・ボトムド・ガールズ」を演奏。その後も全米NO.1に輝いた「地獄へ道づれ」、ロジャーが激しくドラムを叩きながら歌う「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」、昨年秋の北米ツアーでは演奏されず、クイーンとアダムが日本のファンの為に演奏する「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」、「アンダー・プレッシャー」など、彼らもまた大ヒット曲、名曲の数々を惜しげもなく披露。ブライアンが「次はみなさんのために若いころに書いた曲です」と紹介して、歌詞の一部が日本語で歌われる名曲「手をとりあって」では、明らかに日本の神社仏閣をイメージした映像もスクリーンに投影され、日本のファンの大合唱が沸き起こりました。
 
その後も「リヴ・フォーエヴァー」、昨年の大みそかの紅白歌合戦に出場して披露した「ドント・ストップ・ミー・ナウ」、「ショウ・マスト・ゴー・オン」といったおなじみの名曲の数々を繰り出し、最後は映画のタイトルにもなった「ボヘミアン・ラプソディ」で、一度、メンバーはステージを去り、続いて在りし日のフレディのトレードマークとなったファンとのコール・アンド・レスポンスの映像による「AYO’S」のあと、名曲「ウィ・ウィル・ロック・ユー」が演奏され、さらに今回の日本公演のオープニング・ナンバーとなった1984年のアルバム『ザ・ワークス』からの「マシーン・ワールド」「RADIO GA GA」のメドレー形式のフィナーレ・ヴァージョンを挟んで、最後はクイーンの代名詞的な1977年のヒット曲「伝説のチャンピオン」でコンサートは終了。エンディングでおなじみの「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」が流れ、この日も2時間を超える白熱のライヴが展開された。
 
現時点で今回の日本公演後のツアーの予定は発表されておらず、「これがクイーン最後のツアーになるかもしれない」と噂される今回の日本公演で唯一、日本を代表するロック・バンド、GLAYとの競演が繰り広げられたこの日の札幌公演は、まさに伝説の一夜ともいえる、歴史的なライヴとなったと言えるでしょう。

この日、バック・ステージでは、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー、そしてアダム・ランバートがGLAYと初対面。写真撮影のときに、ブライアンが「とてもクリアなサウンドで、素晴らしいステージだった」とGLAYのメンバーに話しかけ、GLAYのTAKUROが「僕らのステージ見てくれたんですか?」というと、ブライアンが「もちろん!」と答える一幕もありました。
 
クイーン+アダム・ランバートの今回の来日公演は、残すところあと2回。2月13日、14日の連日、クイーン初の東京ドーム公演は、見逃せないライヴになりそうです。


Photo by Takashi Kunimasa 
 

【GLAYライブ・レポート】

実に42年ぶりのクイーン札幌公演となったクイーン+アダム・ランバート『ラプソディ・ツアー』in 札幌ドーム。
北海道・函館出身、今年デビュー30周年を迎えたGLAYがその露払いを引き受けた。クイーンファンの眼前で鳴り響いたのは「グロリアス」。そして、1998年にチャート1位を獲得した「SOUL LOVE」、1999年に20万人を動員したライブ『GLAY EXPO ‘99』のテーマ曲とも言える「サバイバル」と、ヒット曲で畳み掛ける。「ブライアン・メイさん、ロジャー・テイラーさん、本当にありがとうございます。おふたりに届けます」とのTERU(Vo)のマイクのあとで演奏されたのは「HOWEVER」。イントロで客席が沸く。誰もが知るGLAY最高のバラードだ。さらに「Winter,again」「Missing You」というメロディックだが、TAKURO(Gu)、HISASHI(Gu)の重いエレキギターと、JIRO(Ba)が生み出すグルーブで迫るナンバーを披露し、クイーンファンにGLAYのロックサウンドをまざまざと見せつけた。締め括りは「彼女の“Modern…”」「誘惑」のキラーチューン2連発。
代表曲のオンパレードで、GLAYから世界的レジェンドへ最大の感謝と経緯を表した濃厚濃密な45分間だった。


Photo by n-foto / naoki harada
 
 

【楽屋での記念写真】

Photo by Hiroyasu Hatakeyama

 

【2月10日(土)クイーン+アダム・ランバート 札幌ドーム セットリスト】
(曲タイトル 「邦題」)
1. Machines (Or ‘Back to Humans’) / Radio Ga Ga 「マシーン・ワールド/RADIO GAGA」
2. Hammer to Fall 「ハマー・トゥ・フォール」
3. Fat Bottomed Girls 「ファット・ボトムド・ガールズ」
4. Another One Bites the Dust 「地獄へ道づれ」
5. I’m in Love With My Car 「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」
6. Bicycle Race 「バイシクル・レース」
7. I was Born to Love You 「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
8. I Want It All 「アイ・ウォント・イット・オール」
9. Love of My Life 「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」
10. TEO TORIATTE 「手をとりあって」
11. Drum Solo ドラム・ソロ
12. Under Pressure 「アンダー・プレッシャー」
13. Tie Your Mother Down 「タイ・ユア・マザー・ダウン」
14. Crazy Little Thing Called Love 「愛という名の欲望」
15. You Take My Breath Away~Who Wants to Live Forever 「テイク・マイ・ブレス・アウェイ~リヴ・フォーエヴァー」
16. Guitar Solo ギター・ソロ
17. Is This the World We Created…? 「悲しい世界」
18. A Kind of Magic 「カインド・オブ・マジック」
19. Don’t Stop Me Now 「ドント・ストップ・ミー・ナウ」
20. Somebody to Love 「愛にすべてを」
21. The Show Must Go On 「ショウ・マスト・ゴー・オン」
22. Bohemian Rhapsody 「ボヘミアン・ラプソディ」
Encore:アンコール
23. We Will Rock You 「ウィ・ウィル・ロック・ユー」
24. Machines (Or ‘Back to Humans’) / Radio Ga Ga 「マシーン・ワールド/RADIO GAGA」
25. We Are the Champions 「伝説のチャンピオン」