ブライアン・メイが、ケリー・エリスとコラボした新曲をリリース!

2021.04.21 TOPICS

クイーンのブライアン・メイが、女優兼歌手のケリー・エリスとコラボし、ストレスを吹き飛ばす新曲「パニック・アタック2021」(原題: Panic Attack 2021)をリリース。さらにピクサー3Dアニメの伝説的人物、ボブ・ホワイトヒルによる最新リミックス・ビデオも公開された。

「パニック・アタック2021」リミックス・ビデオ

ケリー・エリスは英ウエストエンド及び米ブロードウェイで活躍する女優兼歌手。そのデビュー・アルバム『Anthems』をブライアン・メイがプロデュースして以来、レコーディングやライヴ・パフォーマンスを通じ、定期的に2人はコラボを行ってきた。世界が困難な状況下にある現在、前向きな気持ちと希望を届けたいという願いを込めて特別に制作した新曲で、二人が再び共演を果たすこととなった。

「パニック・アタック2021」は、2017年にエリスとメイがコラボした名曲「イッツ・ゴナ・ビー・オール・ライト(ザ・パニック・アタック・ソング)」(原題: It’s Gonna Be All Right )を大胆に仕立て直した曲。原曲は、世界がコロナ禍に見舞われる遥か前に、ブライアン・メイが個人的な立場から書いたもので、元は2017年に二人が発表したアルバム『Golden Days』に収録されていた。
今回の新ヴァージョンが誕生した経緯について、ブライアンは「2020年の末には、もしかしたら古い年に別れを告げると同時に、パンデミックから解放され、新しい希望の時代が始まるのではないかという期待感があったんだ。でも、残念ながら、様々な規制の下で静かにクリスマスを祝った後、いざ新年を迎える段になった時、人類の戦いは好転へと舵を切る前に、恐らくさらなる悪化へ向かうだろうという実感を噛み締めるようになっていた。こういった状況の中、パニック状態に近い不安の高まりを感じている文字通り世界中の何百万人もの人々にとって、“パニック・アタック”という曲は全く新しい意味を持つ可能性があると、ケリーと僕は気づいたんだよ。 英国では間違いなく誰もが、新しい年を迎えるに当たり、『明けましておめでとう』という気分を騙し盗られてしまったように感じていた。それで僕らは、この機会に、そんな思いを嘘偽りなく率直に曲で表現したいと思ったんだ」と語っている。

また、今回公開されたリミックス・ビデオは〈ピクサー・アニメーション・スタジオ〉の伝説的ステレオスコピック3D・スーパーバイザーであるボブ・ホワイトヒルが同曲を聴き、オリジナル版をリミックスしたもの。
ピクサーのレジェンドは次のように語っている。「ブライアンとケリーが新たな概念のもと、“パニック・アタック”を作り直し、人々が再び繋がりあえるようになる希望に満ちた日々が近い将来待っていることを示そうとしているのを聞いて、すごく嬉しかったんだ。気力が挫かれ、心が折れそうになる毎日が続く中、こうして大好きな2人のアーティストから励ましの言葉をもらうことで、どれほど安心感を与えてもらえるか気づかされたよ。『大丈夫だよ、きっとうまくいく!』ってね」。 「ブライアンと協力し、これまで皆で分かち合ってきた辛く苦しい旅路の一部を視覚的に捕らえ、その先にある喜びを垣間見ることが出来たのは、とても楽しい経験だった。僕らがこれまで耐え忍んできた様々なこと、そして願わくは、より明るいものとなるであろう明日への希望を描いたこの “ビデオ・リミックス”を、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいね。ROCK ON!(よろしく!)」

【配信情報】

ブライアン・メイ&ケリー・エリス
「パニック・アタック2021」

配信中
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