CD

ショパンの「練習曲」作品10 & 「夜想曲」選

樋口紀美子 Kimiko Higuchi

フォーマットCD
組み枚数1
レーベルmolto Fine
発売元ユニバーサル ミュージック合同会社
発売国日本
録音年2016年4月11-13日、12月9日
録音場所川口リリア「音楽ホール」(埼玉県)
演奏者樋口紀美子(ピアノ)

商品紹介

樋口紀美子CD 第3弾。ショパンの原点はバッハだった!

樋口紀美子のCD 第3弾は、ショパンの『練習曲』作品10を核に、『夜想曲』から5曲を選んで収録しています。
樋口のレパートリーはバロックから現代まで幅広く、中核はJ.S.バッハ、ショパン、シューマン、リスト、ドビュッシーといったピアノ作品ですが、ドビュッシーと共にショパンは幼少から特に好んで弾いていたといいます。
長じてドイツに留学し、バッハを原点としてドイツ音楽を中心に研鑽に励んだわけですが、するとむしろ一層ショパンに対する共感が深まったといいます。
バッハとショパンには意外な関連性があることを、ライナーノーツの中で、バッハ学者として高明な兄の樋口隆一氏が指摘しています。
樋口氏はショパンに影響を与えた3人の教師の存在を上げ、いずれもバッハやベートーヴェンなどのドイツ音楽理論の根幹をショパンに教えたこと、その中でショパンが2番目に教えを受けた、チェコ出身のオルガン奏者V. V. ヴェルフェルは、フンメルやフィールドなど、当時としてはモダンなピアノ曲とともに、オルガン奏法をショパンに教え、彼の推薦でショパンが教会オルガニストを務めたことを指摘しています。詳しくはブックレット本文をご参照ください。
ショパンがオルガニストだったことはほとんど知られていませんが、確かにバッハの『コラール』の影響は、『練習曲』や『夜想曲』の随所にも見られます。
さらに、作品10 と作品25 の2つの『練習曲』と『前奏曲』作品28 は、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』(第1 巻24 曲と第2 巻24 曲)に倣って、それぞれ24 曲からなる曲集を完成しようというショパンの強い意欲の表れである点も樋口隆一氏は指摘しています。
こうしてみると、樋口紀美子がドイツに留学しながらかえってショパンに惹かれ、その真髄に迫っていったのが必然であることを、このアルバムの随所から聴き取っていただけると思います。
【高音質CD/DSD to finest CD】

内容

樋口紀美子(ピアノ)  Kimiko Higuchi, piano
6歳より母の手ほどきでビアノを始める。 藤田晴子、田辺緑、岡部守弘、永井進、神西敦子、 K.ヘルヴィッヒ、H.E.リーベンザーム、G.アゴスティ、H.C.ステアァンスカ、W.ブランケンハイム、ディ ノラ・ヴァルジの各氏に師事。武蔵野音楽大学卒業後、1974年渡独。エッセン国立音楽大学、ベルリン芸術大学、ザールブリュッケン国立音楽大学演奏家コース卒業。
1977年、イタリアのフィナーレ・リグレ国際ピアノ・コンクールにて3 位入賞。以来、ドイツ、スイス、イタリア各地で数多くのリサイタルを行う。80年スイスのルガノ国際ピアノコンクール「スケルツォ特別賞」。
81年以来、一時帰国しては東京にて13 回のリサイタルを開催。『音楽芸術』『音楽の友』『ムジカノーヴァ』『ショパン』各誌で高い評価を得る。85年東京交響楽団とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演。
93年10月にはマーラー《大地の歌》ピアノ版を邦人初演し、『音楽の友』のコンサート・ベストテンにノミネートされるなど、絶賛を博す。
1988 年よりベルリンのフィルハーモニー、カンマームジークザールを中心に9回のリサイタル(アードラー主催)で成功を収め、ベルリン・ピアノ界の常連としての地位を確立した。93 年の演奏会はベルリン最大有力紙『デア・ターゲス・シュピーゲル』の批評欄で「微笑む理性」と絶賛された。94年9月、イタリアのシチリア島におけるイブラ・グランプリ国際コンクールで、プロフェッショナル・ピアニスト部門入賞。97 年リスト・プログラムでCD デビューし好評を博す。
ビアノ教育者としても、ベルリンの門下生からドイツ青少年コンクール、ベルリンとハンブルクの スタインウェイ・ピアノ・コンクール、ケーテンのバッハ・ピアノコンクールなどで常に上位入賞者や オーケストラ共演者を出すなど、異例の成功を収め、高い評価と注目を集めた。ベルリン教会音楽 大学ビアノ科講師、ベルリン市立音楽学校ビアノ科および室内楽科講師などを歴任。ピティナ・ ビアノコンペティション、ベルリン・スタインウェイ・ビアノ・コンクール審査員。 2005年よリドイツ 音楽芸術家連盟ベルリン正会員。2007年7月、33年のドイツ滞在を終えて帰国。2008年、浜 離宮朝日ホールでの帰国記念リサイタル以来、ヨーロッパでの長い演奏経験を生かして日本各地 で演奏活動を展開するほか、コンクールの審査、講演、公開レッスンなど幅広く活躍している。 帰国後のCD としては、2012年に「ドビュッシー 12 のエチュード」(MF-25701)、2014年には「ノアンの思い出、ショパン:ソナタ第3番ほか」(MF-25702)をN&F よりリリース、特に後者は『レコード芸術』準特選とし て絶賛を博した。

曲目

[C D]

ショパン:練習曲集 作品10

1

練習曲 ハ長調 作品10-1

2

練習曲 イ短調 作品10-2

3

練習曲 ホ長調 作品10-3「別れの曲」

4

練習曲 嬰ハ短調 作品10-4

5

練習曲 変ト長調 作品10-5 「黒鍵」

6

練習曲 変ホ短調 作品10-6

7

練習曲 ハ長調 作品10-7

8

練習曲 ヘ長調 作品10-8

9

練習曲 ヘ短調 作品10-9

10

練習曲 変イ長調 作品10-10

11

練習曲 変ホ長調 作品10-11

12

練習曲 ハ短調 作品10-12「革命」

ショパン:

13

夜想曲 第4番 へ長調 作品15-1

14

夜想曲 第5番 嬰へ長調 作品15-2

15

夜想曲 第6番 ト長調 作品15-3

16

夜想曲 第16番 変ホ長調 作品55-2

17

夜想曲 第20番 嬰ハ短調 遺作

発売日
2017-11-21
価 格
オープン・プライス
品 番
MF-25703

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