CD

J.S.バッハ カンタータ傑作集Ⅱ [樋口隆一校訂]

樋口隆一 Ryuichi Higuchi

フォーマットCD
組み枚数2
レーベルmolto Fine
発売元ユニバーサル ミュージック合同会社
発売国日本
録音年2019年8月31日
録音場所紀尾井ホール
録音方式ライヴ・レコーディング
指揮者樋口隆一
演奏者光野孝子(ソプラノ)、庄司祐美(メゾ・ソプラノ)、大島博(テノール)、土田悠平(バリトン)、廣澤麻美(オルガン)
楽団明治学院バッハ・アカデミー合唱団・合奏団(古楽器使用) 赤津眞言(コンサートマスター)

商品紹介

カンタータ創作の頂点を目指す作品群

このCDに収められた4曲のうち、冒頭のカンタータ第157番《祝福したまわずば、われ汝を離さず》BWV157は1727年の作品だが、そのほかの3曲はそれぞれ1730年代の作品であることに大きな意義がある。ライプツィヒ時代のバッハのカンタータ創作は、1729年に一段落し、1730年からはごくわずかの作品しか残っていない 。しかしそれらは、バッハのカンタータ創作のいわば集大成ともいえる傑作ぞろいだからである。特にカンタータ第97番《わがすべての行いで》BWV97 は自筆総譜に「1734年」と作曲年代か書かれており、バッハが作曲した最後の教会カンタータである可能性が大きく、バッハのカンタータ創作を考える上で意味深い作品である。
最近の研究によると、バッハは1730年頃からトマス学校の理事長や校長から激しいパワハラを受け、毎週の礼拝のためにカンタータを作曲する機会を失った。だからこれらの作品は、なにか特別な機会のために作曲されたとも考えられる。演奏もとびきりに難しい曲ばかりだが、そこにはカンタータに対するバッハの特別な想いが凝縮しているのである。
[使用楽譜:樋口隆一校訂「新バッハ全集」1986]

曲目

CD 1

J.S.バッハ:

1

カンタータ《祝福したまわずば、われ汝を離さず》BWV157

2

カンタータ《至高の善に賛美と栄光あれ》BWV117

CD 2

J.S.バッハ:

1

カンタータ《いまぞ、もろびと、神に感謝せよ》BWV192

2

カンタータ《わがすべての行いで》BWV97

発売日
2020-04-24
価 格
オープン・プライス
品 番
MF-22317

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