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★ポール・コーニッシュ 名門ブルーノートからピアノ・トリオ編成のデビュー作がリリース!
■ヒューストン出身で、現在はロサンゼルスを拠点に活動しているジャズ・ピアニスト、ポール・コーニッシュ。2023年のハービー・ハンコック・インターナショナル・ジャズ・ピアノ・コンペティションで3位を獲得し、2024年グラミー賞にノミネートされたテラス・マーティンとジェイムズ・フォンテレロイのEP『Nova』では作曲も担当。ルイス・コールとジェネヴィーヴ・アルターディのユニットKNOWERや、カニエ・ウェスト、ハイム、ジョシュア・レッドマン、マーク・ジュリアナのバンドで活躍するなどジャンルを超えて話題を集めている。
■デビュー作『You’re Exaggerating!』には、全曲ポールの書き下ろしによる9曲を収録。ジョシュア・クランブリー(b)とジョナサン・ピンソン(ds)とのトリオ編成で、1曲ゲストとしてジェフ・パーカー(g)を迎えている。先行シングル第1弾として配信され、スリリングなテーマに惹き込まれる「Dinosaur Song」、ジェフ・パーカーをフィーチャーした「Palindrome」、敬愛するジェリ・アレンの「Drummer’s Song」からインスピレーションを受けたという「Queen Geri」、ジェイソン・モランのバンドワゴンとバロックが出会ったかのような「Modus Operandi」など、バラエティに富んだ内容となっている。プロデュースはロサンゼルスのミュージシャン/プロデューサーであるヘンリー・ソロモンが担当。ポール本人と綿密に打ち合わせを行い、ピアノのダイナミクスとタッチが際立つようにレコーディングされたとのことだ。
■ブルーノートからは、ポール同様これまでにロバート・グラスパーやジェイソン・モラン、ジェイムズ・フランシーズといった多くのヒューストン出身ミュージシャンが作品をリリースしている。今回のデビューについて、ポールは「ブルーノートで発表されたロバート・グラスパーの作品、例えば『キャンヴァス』や『イン・マイ・エレメント』は、僕が今まさに携わっているブルーノートのレガシーを初めて垣間見せてくれた作品だ。ジェイソン・モランがそのきっかけだったと思う。グラスパーはそこに全く別の要素を加え、そしてジェイムス(・フランシーズ)がそれをさらに推し進めたんだ。僕ら一人一人と共に、それはどんどん進化して、広がっていくんだよ。ヒューストンで僕より先に演奏していたこういう人たちを見て、これからも努力を続けようというモチベーションを持ち続けてきた。その物語の一部になれたことを本当に感謝しているよ」と語っている。
■ポール同様ヒューストン出身のロバート・グラスパーは、ポールについて「ヒューストンのピアニストたちの伝説的な系譜を継承しながら、独自の道を切り拓いていくのは決して簡単なことじゃない。でもポールはまさにそれを実践していて、彼ならではの物語を創り上げているんだ。歴史を理解しつつ、同時に歴史に縛られないというのは、現代のジャズ・ミュージシャンが常に抱える難題だけど、でも今が無ければ歴史も成り立たないわけだからね」とコメントしている。そしてブルーノート社長のドン・ウォズは、ポールについて「彼のアルバムをじっくり聴き、プレイのニュアンスに触れてみれば、彼が近年登場した中で最も革新的なピアニストの1人であり、その音楽的な特徴はヒューストンのJPモルガン・タワーよりも高いことが分かるでしょう。ブルーノートの伝統は86年前、偉大なジャズ・ピアニストたちによって始まりましたが、ポールはその伝統の次なる継承者となるでしょう」と語っている。
曲目
[L P]
● Side-A
1
DB Song
2
Queinxiety
3
Star Is Born
4
Slow Song
● Side-B
1
5AM
2
Dinosaur Song
3
Palindrome
4
Queen Geri
5
Modus Operandi







