■タイトルにある"Newk,"とはロリンズのニック・ネーム。 野球選手のDon Newcombに似ているからだそう。インプロヴァイザーとしてのロリンズ、豪華面々傘下のカルテットによるとても特別なセッション。ロリンズはまだ20代ながらイマジネーション豊かで1曲目の"Tune Up"での熱くて長いソロ、リズム的に大冒険している Kenny Dorhamの"Asiatic Raes."など耳が離せない。■ティン・パン・アレイのポピュラー・チューン "Wonderful, Wonderful!" や "The Surrey With The Fringe On Top" でのPhilly Joe Jonesとのデュエットも聴きどころ。唯一自身のオリジナル"Blues For Philly Joe" ではPhilly Joeの典型的スタイルを楽しくことが出来、スウィング満載！そしてJohnny Mercerの "Namely You" ハード・バップ・クラシックで締めくくる文句なしの1枚！