ソロデビュー55周年!初期5作のアルバムを配信リリース!
日本を代表するポップスシンガー尾崎紀世彦が今年ソロデビュー55周年を迎え、初期オリジナル・アルバムが5作品が同時に配信リリースされた。
豊富な音楽経験と豊かな声量に支えられた圧倒的な歌唱力で、多くの人々を魅了し続けている日本のポップス界を代表する歌手・尾崎紀世彦。神奈川県茅ヶ崎市で育ち、幼少期からラジオを通して洋楽に親しんだ。中学の同級生らが組んだハワイアンバンドからその音楽生活をスタートし、カントリーバンド〈ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ〉、コーラス・グループ〈ザ・ワンダース〉で活動。1970年8月25日発売のシングル「別れの夜明け」でソロデビューした。
1971年、ソロ2枚目のシングル「また逢う日まで」は、筒美京平の作曲・編曲による印象的なイントロと16ビートという、それまでの歌謡曲には稀だったサウンドと、男女の対等な別れを描いた阿久悠の詞、そしてカラッとしてパワフルな尾崎の歌唱で、日本歌謡界の新しい幕開けを感じさる衝撃を与えた。尾崎はこの曲で日本レコード大賞と日本歌謡大賞の初のダブル受賞という快挙を成し遂げ、「また逢う日まで」は昭和を代表する曲となった。
翌年には「ゴッドファーザー〜愛のテーマ」をヒットさせ、その後もCM曲・アニメ主題歌等の楽曲を発表しつつ、J-POPからジャズやポピュラー、ハワイアン、カントリーなどジャンルを問わず名曲をカバーし、楽曲に新たな魅力を見出してきた。2012年5月30日、惜しまれつつ69歳で逝去した。
今回配信されたのは、1971年にリリースした『尾崎紀世彦ファースト・アルバム』から1972年の『KIEYO’72/尾崎紀世彦アルバムNo.5』まで、わずか2年の間に発表した5作のオリジナル・アルバム。
記念すべき『尾崎紀世彦ファースト・アルバム』は、「この胸のときめきを」「男の世界」「スピニング・ホイール」「ラブ・ミー・トゥナイト」「明日に架ける橋」「アンチェインド・メロディー」などの洋楽カバーを12曲収録。
『尾崎紀世彦セカンド・アルバム』は、1stシングル「別れの夜明け」、2ndシングル「また逢う日まで」、3rdシングル「さよならをもう一度」を含むオリジナル6曲+カバー6曲という構成。
『尾崎紀世彦アルバムNo.3〜マイ・フェイバリット・ソングス』では、再び「シーズ・ア・レディー」「太陽のあたる場所」「酒とバラの日々」「イエスタデイ」「ある愛の詩」など洋楽カバーを12曲収録。
『尾崎紀世彦アルバムNo.4』は、5枚目のシングル「愛する人はひとり」を含むオリジナル3曲と「どうにかなるさ」「雨のバラード」「おまえと夕陽」などの日本のポップスのカバー9曲で構成。
そして、5作目となる『KIEYO’72/尾崎紀世彦アルバムNo.5』は、再びファースト・アルバムと同様に「ゴッドファーザー〜愛のテーマ」「マイ・ウェイ」「君の友だち」「スーパースター」「ラヴ」など洋楽カバーを全12曲収録している。
現在では入手困難となっているオリジナル・アルバムに収められた、若き日のパワフルな尾崎の歌唱を、最新のデジタル・リマスタリングでぜひ楽しんでほしい。
なお、年内には今回配信される初期5作のアルバムにちなんだ初の尾崎紀世彦グッズの発売が予定されており、来年3月には評伝『尾崎紀世彦伝(仮)』の出版も控えている。
【配信情報】
[1] 『尾崎紀世彦ファースト・アルバム』
[2] 『尾崎紀世彦セカンド・アルバム』
[3] 『尾崎紀世彦アルバムNo.3〜マイ・フェイバリット・ソングス』
[4] 『尾崎紀世彦アルバムNo.4』
[5] 『KIEYO’72 / 尾崎紀世彦アルバムNo.5』
配信日:2025年10月1日(水)
【作品詳細】

[1] 『尾崎紀世彦ファースト・アルバム』(オリジナル発売 1971年5月25日)
M.01 この胸のときめきを
M.02 男の世界
M.03 スピニング・ホイール
M.04 ラブ・ミー・トゥナイト
M.05 思い出のグリーン・グラス
M.06 ヴィーナス
M.07 明日に架ける橋
M.08 太陽は燃えている
M.09 レット・イット・ビー
M.10 最後の恋
M.11 恋はフェニックス
M.12 好きにならずにいられない
M.13 アンチェインド・メロディー
M.14 ラスト・ワルツ

[2] 『尾崎紀世彦セカンド・アルバム』(オリジナル発売 1971年7月5日)
M.01 また逢う日まで
M.02 今・今・今
M.03 夕やけの誓い
M.04 帰郷
M.05 おす犬
M.06 別れの夜明け
M.07 さよならをもう一度
M.08 あなたのすべてを
M.09 愛のフィナーレ
M.10 遠くへ行きたい
M.11 忘れないわ
M.12 雪が降る

[3] 『尾崎紀世彦アルバムNo.3〜マイ・フェイバリット・ソングス』(オリジナル発売 1971年11月5日)
M.01 シーズ・ア・レディー
M.02 夜のメロディー
M.03 太陽のあたる場所
M.04 酒とバラの日々
M.05 イエスタデイ
M.06 サバの女王
M.07 ある愛の詩
M.08 ジョージア・オン・マイ・マインド
M.09 ラバーズ・コンチェルト
M.10 ハッシャバイ・マウンテン
M.11 忘れじの感傷
M.12 ジ・エンド

[4] 『尾崎紀世彦アルバムNo.4』(オリジナル発売 1971年12月20日)
M.01 愛する人はひとり
M.02 どうにかなるさ
M.03 青空は知らない
M.04 ドゥー・ユー・ノウ
M.05 サンゴ礁の娘
M.06 蒼空
M.07 忘れていた朝
M.08 雨のバラード
M.09 おまえと夕陽
M.10 めぐり逢い
M.11 自由であれば
M.12 こころの炎燃やしただけで

[5] 『KIEYO’72/尾崎紀世彦アルバムNo.5』(オリジナル発売 1972年8月25日)
M.01 ゴッドファーザー~愛のテーマ
M.02 クエスチョン 67 & 68
M.03 愛の誓い
M.04 マイ・ボーイ
M.05 愛はひとり
M.06 マイ・ウェイ
M.07 君の友だち
M.08 スーパースター
M.09 オールド・ファッションド・ラブ・ソング
M.10 ラヴ
M.11 スマック・ウォーター・ジャック
M.12 イエス・イッツ・ミー
▼尾崎紀世彦メモリアルイヤーズ実行委員会
https://www.srcagain.com/ozaki-memorial-years