BIOGRAPHY
尾崎紀世彦
1943年1月1日、東京都渋谷区に生まれる。ほどなく神奈川県茅ヶ崎市に転居。
1960年ごろ中学の同級生らが組んだハワイアンバンドに参加、のちに〈ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ〉にセカンドボーカルとして所属。1967年からコーラス・グループ〈ザ・ワンダース〉として活動。
1970年8月25日発売のシングル「別れの夜明け」でソロデビュー。翌1971年3月5日にリリースした2ndシングル「また逢う日まで」が大ヒットし、その年の第13回日本レコード大賞と第2回日本歌謡大賞をダブル受賞。第22回NHK紅白歌合戦に、白組トップバッターとして初出場を果たした。
その後「さよならをもう一度」「愛する人はひとり」「ゴッドファーザー〜愛のテーマ」などをヒットさせ、1987年にはアサヒ生ビールのイメージソング「サマー・ラブ」が話題となる。1994年からはテレビのバラエティ番組で、当時のヒット曲をカバーし注目を集める。
ライブでは、自身のヒット曲に加え、ジャズ、ポピュラー、ハワイアン、カントリー、J-POPなど様々なジャンルの曲をカバーし、オーケストラとも共演するなど幅広く活動。日本ポップス界の第一人者として多くの人々を魅了した。
2012年5月30日、69歳で逝去。