『1978年モーツァルト・ライヴ』発売!

2018.02.23 TOPICS

モーツァルト222回目の誕生日コンサート初の全曲盤

1978年モーツァルト・ライヴ [直輸入盤]

 
アナログ時代後期の卓越したモーツァルト演奏家によるガラ・コンサートのCD初発売。
モーツァルトの222回目の誕生日に当たる1978年1月27日、このお祝いイベントがストラスブールのパレ・ド・ラ・ムジーク・エ・デ・コングレにて、モーツァルトの円熟期の10年間を見据えた独創的なプログラムで行われました。このコンサートに参加したすべての人は、完璧なモーツァルトの愛好家と証明されたことを誇りに思ったことでしょう。
2つのコンサート・アリアは、ソプラノ歌手ジェシー・ノーマンが歌っています。ノーマンは輝かしいキャリア真っただ中にあったそのステージで、ロイヤル・オペラで喝采されたモーツァルトのソプラノ役を引き受けています。K.505のアリアの伴奏者はモーツァルトのピアノ弾きとして定評のあるアルフレッド・ブレンデルです。このコンサートの後半で演奏された、1786年作曲のピアノ協奏曲K.503は、その直前に初演された『フィガロの結婚』の深みある優れたユーモアをまとっています。
『イドメネオ』序曲と交響曲第40番は、少なくともイギリスで、モーツァルトの音楽ではレコード収集家の心を誰よりも惹きつけている合奏団、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによる演奏です。創設者であるネヴィル・マリナーが確かな表現形式の感性を持って演奏しています。
このコンサートの一部が収録されたCDは以前発売されていましたが、コンサート全体が収録されたもののリリースは今回が初めてです。今回、新たにエロクァンスよりリマスタリングされての発売となります。すべてのモーツァルト愛好家にとって見逃せないアルバムといえましょう。オリジナル・ジャケットのブックレット、アリアの歌詞および対訳付き。