前作から11カ月というインターバルで早くもニュー・アルバムのリリース決定!アイルランド孤高のシンガー、ホージアをゲストに迎えた新曲も公開!

2025.10.30 TOPICS

2010年代にネオ・フォーク・ムーヴメントを巻き起こし、そのシンプルかつ圧倒的な歌で本国イギリスのみならずアメリカ、そして世界をひとつに繋いだマムフォード&サンズが早くもニュー・アルバムをリリースすることを発表した。

『プライズファイター / Prizefighter』と題された通算6作目のアルバムは全英1位を獲得した前作『ラシュミア / Rushmere』発表から1年以内という驚異のペースでのリリースとなる。アルバムはザ・ナショナルのアーロン・デスナーをプロデューサーに迎え、彼がニューヨーク州北部で所有するロング・ポンド・スタジオで制作された。アーロンはテイラー・スウィフト、グレイシー・エイブラムス、エド・シーランなどを手掛けプロデューサーとしてもその手腕が高く評価されている。マムフォード&サンズとは3作目『ワイルダー・マインド / Wilder Mind』(2015)以来でのコラボレーションとなる。

わずか10日間でアルバム1枚分を超える曲を書き上げたという今作は、メンバー自身が自分自身を再発見する機会にもなった。ハドソンのカフェで曲を書き、ロング・ポンドのキッチン・テーブルを囲んで夜を過ごす中で生まれたという楽曲は、良い意味で洗練されていない生々しさと再びメンバーが共に音楽を作る喜びに満ちていて、バンドとして活力を取り戻したことを自らが発見し、それがアルバムの内容に投影されることなった。

先行シングルとして「ラバー・バンド・マン / Rubber Band Man」が発表されたが、この曲ではアイルランドの孤高のシンガー、ホージアがゲスト参加している。その他にもアルバムにはグレイシー・エイブラムス、クリス・ステイプルトン、ジジ・ペレスが参加している。アルバムは全14曲が収録される。

先行シングル「ラバー・バンド・マン」ミュージック・ビデオ

マーカス・マムフォードは次のように語っている。

「僕たちは今、クリエイティヴの面で全盛期を迎えていると感じています。今の僕らが持てるすべてをこの作品に注ぎ込んでいて、これまでの経験すべてを使って、ありのままの自分たちを受け入れています。最近はそんなことが自分たちの肌に馴染んでいます。そして『プライズファイター』は、僕らがそれをやり遂げる—真剣で遊び心があり、時には傷つきながらも、常に希望に満ちた作品です。僕たちはまだまだ終わってはいません」

「僕は今、自分たちが手放したくないものの始まりにいると願い、信じています。このバンドの一員でいることに、これまで以上に興奮しています」

今年3月にリリースになったアルバム『ラシュミア』についてマーカスは

「このアルバムの核となる要素は、僕ら3人が一緒に音を出し、6、7年ぶりにまた一緒に歌ったことだと思う」

と語っていた。そんな再始動を経て改めてこのバンドの存在する意味を自らが嚙み締める、『プライズファイター』はそんな祝福のアルバムとなる。

『ラシュミア』リリース後、アメリカ各地のアリーナをソールドさせ、その合間には共演バンドと共に鉄道で各地を巡る『RAILROAD REVIVAL TOUR』を実施、11月と12月にはヨーロッパとイギリスをツアーすることになっている。

アルバム情報
アルバム・タイトル:プライズファイター / Prizefighter
発売日:2026年2月13日
デジタル配信 / 輸入盤
国内盤CD詳細は後報

リリース詳細:https://umj.lnk.to/MAS_Prizefighter