宮崎美子 レア中のレア!幻のシングル「だからDESIRE」配信スタート!

2021.12.11 TOPICS

今年、歌手デビュー40周年を迎えた宮崎美子。
1980年、ミノルタ・カメラTVCMに出演、話題の人となる。同年10月TBSテレビ小説「元気です!」主演で、本格的デビュー。翌1981年10月21日、シングル「NO RETURN」(作詞:八神純子・阿里そのみ、作曲:八神純子)でレコード・デビュー。同年12月にリリースした1stアルバム『メロウ』には、松任谷由実、渡辺真知子、矢野顕子、坂本龍一、吉田拓郎、鈴木慶一、南佳孝らが楽曲を提供。1983年までにシングル3枚とアルバム3枚をリリースしている。
歌手デビュー40周年を記念して今年の9月29日に『スティル・メロウ ~40thアニバーサリー・アーカイブス』をリリースしている。彼女がリリースした全作品がデジタルリマスターされて収録され、さらに新曲「ビオラ」(作詞:宮崎美子)を収録した豪華盤だ。

 

そのアルバムのデラックス・エディション限定盤だけの目玉の一つとして、1987年にプレジデントBPM(近田春夫)がプロデュースした「だからDESIRE」とカップリングの「タカラ本みりん」)が収録された。宮崎美子がラップにチャレンジした異色の楽曲で、1986年に立ち上がった日本初のヒップホップ専門レーベル「BPM」よりEP盤レコードとして発売されたもの。
宮崎美子の誕生日である12月11日にこのシングルが待望の配信リリースされる。
A面だった「だからDESIRE」は、宮崎美子の弾けたラップが楽しめる。作編曲は馬飼野康二、作詞は「作詞センター」とクレジットされているが、実は近田春夫のペンネーム。女優として最前線で活躍していた宮崎美子の本音とも取れる過激なワードが炸裂する楽曲だ。「はだかになれるなら はだかになりたいの」と歌う宮崎の歌声が、当時の真面目でオクテな宮崎のイメージを気持ちよく裏切っている。
B面の「タカラ本みりん」はその名の通り宝酒造「タカラ本みりん」のCMソング。当時、日本のヒップホップのパイオニアとして最先端で活躍しながら、多くのCMソングなども手がけ多彩な活動をしていた近田春夫の類稀なる才能が窺える。
今回の配信は通常配信に加えてハイレゾ配信もスタートする。

 

<宮崎美子コメント>
レコーディングの帰りに近田さんから『もし、この曲がヒットしたら、あなたは、日本歌謡界において、特異なポジションに付くことになるのでは』と言われたことが忘れられません。
で、今こんな感じです。
とにかく、何年も経って、また配信という形で皆さんに聞いていただけて嬉しいですね。

 

●配信はこちら
https://umj.lnk.to/xdZ3DRDyMB

●スティル・メロウ ~40thアニバーサリー・アーカイブス [Deluxe Edition](生産限定盤)
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A000187/VIZL-1946.html