BIOGRAPHY

MIKA(読み:ミーカ)
全世界で2,000万枚以上のアルバムを売り上げ、32の国と地域でゴールドおよびプラチナ・ディスクを獲得。ブリット・アワード、VMAをはじめとする世界各国の音楽賞を受賞し、さらにフランスでは芸術文化勲章(シュヴァリエ)を受勲してきた、世界的ポップ・ヴィジョナリー MIKA(ミーカ)。
『Grace Kelly』『Popular Song feat. Ariana Grande』など、時代を超えて愛されるポップ・アンセムを次々と生み出してきたMIKAは、 1983年にレバノン・ベイルートで生まれ、パリとロンドンで育った。 多文化的なバックグラウンドを持つMIKAは、シンガー・ソングライターにとどまらず、 プロデューサーやグラフィック・デザイナーとしても多彩な才能を発揮。イタリア版『X Factor』やフランス版『The Voice』では審査員・コーチを務め、2022年には『Eurovision(ユーロヴィジョン)』で司会者の一人として登場するなど、クィアで包容力に満ちた彼の存在は、国境と言語を超えて愛され続けている。
MIKAはこれまでに6枚のオリジナル・アルバムを発表している。デビュー作『Life in Cartoon Motion』(2007)は全英初登場1位を獲得し、ポップ・ミュージックに新たな時代を告げた記念碑的なアルバムに。代表曲『Grace Kelly』『Relax, Take It Easy』『Lollipop』をはじめ、限りなくポップでカラフル、そしてマジカルなサウンドと独自のビジュアル・センスで世界を魅了し、その音楽性はしばしばフレディ・マーキュリー、エルトン・ジョン、シザー・シスターズと並び称されている。
2016年にはオーケストラとの共演による『MIKA とモントリオール交響楽団』、2023年にはキャリア初の全編フランス語アルバム『Que ta tête fleurisse toujours(ク・タ・テート・フルリース・トゥジュール) ~あなたの頭にいつも花が咲きますように~』を発表。また2018年には、椎名林檎のデビュー20周年記念トリビュート・アルバム『アダムとイヴの林檎』に「シドと白昼夢」のカバーで参加するなど、言語やジャンルの垣根を軽やかに飛び越え、唯一無二の世界観を築き上げてきた。
そして2025年、新曲「Modern Times」で待望のカムバックを果たし、2026年には通算7枚目となるニュー・アルバムのリリースを発表。新境地をつねにアップデートし続けるMIKAのカラフルな旅は、約20年前の鮮烈なデビューから変わらずに今も続いている。