新作はゴンサロ・ルバルカバを迎え、キューバのフィーリン文化に捧げたバラード作品!
サックス奏者のメリッサ・アルダナが、2年振りとなる新作『Filin』をリリースする。先行シングル「La Sentencia」のパフォーマンス動画が公開されている。
本作は、アルダナが最も尊敬するピアニストの一人であるゴンサロ・ルバルカバ(p)を迎え、ピーター・ワシントン(b)、クシュ・アバディ(ds)とのカルテット編成でレコーディング。さらにゲスト・ヴォーカルとして、アルダナの親友でもあるセシル・マクロリン・サルヴァントが2曲に参加している。
自身の音楽の本質を更に深く掘り下げるため、以前からバラード・アルバムを作りたいと願っていたアルダナがルバルカバに連絡を取り、彼の故郷キューバの音楽であるフィーリンをテーマにした作品を提案され本作のプロジェクトがスタート。
1940年代後半から60年代初頭にかけて栄えたこの美しい音楽文化が、現代において正当な評価を受けていないと感じた2人は、ジョン・コルトレーンの名盤『バラード』を理想形として制作に取り掛かった。
アルダナはフィーリンの歴史を学び、心に響く楽曲をルバルカバと選曲した。ルバルカバによる静謐かつ情感豊かなアレンジは、アルダナの表現を最大限引き立たせている。常にハーモニーを探求する長尺のソロで評価が高いアルダナだが、ここで見せる演奏は楽曲のメロディを核に据えた滑らかで軽やかなもので、派手な演出無しでオーディエンスを魅了する新たな一面が垣間見える作品となっている。
「フィーリンの音楽は、グレート・アメリカン・ソングブックの愛すべきバラードのようでありながら、歌詞がスペイン語であるからこそ私が繋がれたものでもある。今回は完璧なソロをプレイしようとは考えず、ただバンドの中で演奏しようとした。空間を残し、出来る限り存在感を保った状態で楽曲に呼吸をさせるためにね。年齢を重ねたことで自分を証明する必要が減ってきたのかもしれない。あとは、直感的にバラードのレコードを作る必要があるとも思っていた」- メリッサ・アルダナ
「この音楽は歌詞をより詩的で口語的な親密さを持つものとしてレベルを高め、卓越した技術とクリエイティブな優雅さを備えたミュージシャンやシンガーを生み出した音楽だ」- ゴンサロ・ルバルカバ

『Filin』
2026年2月13日 配信/輸入盤
» LISTEN / BUY
1. La Sentencia
2. Dime Si Eres Tú
3. No Te Empeñes Más
4. Imágenes
5. Las Rosas No Hablan
6. Little Church
7. Ocaso
8. No Pidas Imposibles
パーソネル:メリッサ・アルダナ(ts)、ゴンサロ・ルバルカバ(p)、ピーター・ワシントン(b)、クシュ・アバディ(ds)、セシル・マクロリン・サルヴァント(vo on #3, 5)
プロデュース:ドン・ウォズ
ニューヨーク州、オクタヴン・オーディオ・スタジオにて録音