松任谷由実と20年ぶりにタッグを組んだ新曲「そして誰もいなくなった」韓国語Ver.を発表!

2025.11.17 TOPICS

韓国でオペラとポップスを融合させた「ポペラ」という新ジャンルを確立した歌手イム·ヒョンジュが、新曲「そして誰もいなくなった (And No One Was There)」を、明日18日(火)正午に配信リリースする。

今回の楽曲は、J-POP界の女王として長年トップの座に君臨する松任谷由実が作詞・作曲をした新曲「そして誰もいなくなった」の韓国語Ver.。2人のタッグは、2005年の愛知万博公式テーマソング「Smile again」以来20年ぶりとなる。

ヒョンジュが楽曲提供の相談をした際、松任谷から「次のアルバムの為に書いている楽曲で、イムさんに歌ってほしい曲がある」という提案で今回の提供が実現。韓国語Ver.の制作にあたり、訳詞は韓国で有名な作詞家のハメリとの共作、編曲は長きにわたって音楽パートナーとして信頼を寄せている音楽プロデューサーのイ·サンフンが担当した。

また、「そして誰もいなくなった」のオリジナル日本語Ver.は、明日18日(火)に発売となる松任谷の通算40枚目のオリジナル・アルバム『Wormhole / Yumi AraI』に収録される。つまり、両国を代表するアーティスト2人が、それぞれの言語、それぞれの解釈で、同日に同じ曲をリリースすることになる。この試みは、日韓国交正常化60周年を迎えた今年、日韓の音楽交流に新しい道標を提示するものとして期待される。

 

「松任谷由実さんは、私が最も尊敬する日本の音楽家の一人であり、彼女の詩的な歌詞と美しいメロディー、時代を眺める洞察力、そして無限の世界観を深く尊敬しています。2004年1月、私の日本デビュー曲は、彼女の代表曲の一曲である『春よ、来い』です。これまでにも、2005年愛知万博公式テーマソングである「Smile again」を共にシングルで発表し、初めてオリコンシングルチャートにチャートイン、同年の愛知万博閉幕式公演での共演、『NHK紅白歌合戦』では、韓国クラシックアーティストとして、史上初めて出演する光栄を受けたのもYumingさんのおかげです。このように、松任谷由実さんは、日本の母のような存在であり、私の音楽キャリアにおいて、大きな影響力を与えてくれたと言っても過言ではないです。今回20年ぶりに、再び一緒に意味深いプロジェクトができることになり、心より感謝し、幸せに思っています」

「現在多少硬直している日韓関係や、ロシア-ウクライナ戦争を含む米国とフランスなど世界各国の不安と混乱の情勢の中にあって、最後は信頼と愛だけが人間を救うことができる、という平和へのメッセージを込めました」

〜イム·ヒョンジュ〜

「そして誰もいなくなった~韓国語バージョン」に寄せて

イム・ヒョンジュくんの崇高な歌声が、この曲の描くディストピアに一条の希望の光を差している。
それは生命の儚さ、今、この世に生きていることの尊さを、多くの人々の心に、強く思い起こさせることだろう。

〜松任谷由実〜

 
 

イム・ヒョンジュ (Lim Hyung Joo)
「そして誰もいなくなった (And No One Was There)」

2025年11月18日(火)正午 デジタル配信

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作詞・作曲: 松任谷由実
韓国語訳詞:ハメリ/イム・ヒョンジュ