内省的でこれまでとは一線を画す傑作『プレッシャー・マシーン』のデラックス版をリリース!

2022.03.25 TOPICS

これまでにリリースしたオリジナル・アルバムがイギリスでは全作1位を、そしてアメリカでも全作品がトップ10入りを果たし、2000年以降に出現したバンド群の中ではアメリカを代表するロック・バンドと呼ぶに相応しい、ザ・キラーズ。彼らが昨年リリースした7作目のアルバム『プレッシャー・マシーン』のデラックス・ヴァージョンをリリースした。

アルバムから選りすぐられた3曲、「ザ・ゲッティング・バイ」、「ランナウェイ・ホーセズ」、「ウエスト・ヒルズ」が全く新しいヴァージョンとして生まれ変わり、全11曲だったアルバムが全18曲のアルバムとしてリリースされた。

2020年にリリースされたアルバム『インプロ―ディング・ザ・ミラージュ』から約1年という短いインターヴァルでリリースされた『プレッシャー・マシーン』は、これまでのザ・キラーズのアルバムとは違うニュアンスを持った作品となった。フロントマンであるブランドン・フラワーズが育った街、アメリカ南西部にあるユタ州ネフィという街が持つ思い出やストーリーで構成されたアルバムは、よりアコースティックで、動よりも静な要素に重点が置かれ、ストレートで見事な人物描写がなされた、ザ・キラーズの新しい一面を確かに印象づける傑作として高く評価された。

このデラックス・エディションのリリースを記念して、バンドはショート・フィルムを発表した。そのショート・フィルムには『ノーツ・フロム・ア・クワイエット・タウン』というタイトルがつけられ、ユタ州ネフィでのアコースティック・パフォーマンスが3曲収録され、その街に住む人々の生活のストーリーが描かれた作品となっている。

『インプローディング・ザ・ミラージュ』を完成させたものの新型コロナウィルスのために思うような活動ができなかった彼らだが、その期間にこの『プレッシャー・マシーン』という作品を創り上げたことにより、新たな一面を提示することができた。それら2枚のアルバムを引っ提げて、このバンドが世界中への旅を再開させる日も近づいてきている。北米、中米、ヨーロッパは既にツアー日程も発表済みだ。

<リリース情報>
振り返ったその先に見えるのは自分なのか、誰なのか
新たな波を起こし続ける、ラスベガス発オルタナティヴ・ロック・バンド、ザ・キラーズ
これまでとは一味違った、通算7作目のオリジナル・アルバム

ザ・キラーズ『プレッシャー・マシーン(デラックス)』
(The Killers Pressure Machine (Deluxe))

曲目
1 ウエスト・ヒルズ
2 クワイエット・タウン
3 テリブル・シング
4 コーディ
5 スリープウォーカー
6 ランナウェイ・ホーセズ feat. フィービー・ブリジャーズ
7 イン・ザ・カー・アウトサイド
8 イン・アナザー・ライフ
9 デスパレット・シングス
10 プレッシャー・マシーン
11 ザ・ゲッティング・バイ
12 ザ・ゲッティング・バイ II feat. ルシアス*
13 ザ・ゲッティング・バイ III *
14 ザ・ゲッティング・バイ IV *
15 ザ・ゲッティング・バイ V *
16 ランナウェイ・ホーセズ II *
17 ウエスト・ヒルズ II *
18 ウエスト・ヒルズ III *
* デラックス版ボーナス・トラック

ショート・フィルム『ノーツ・フロム・ア・クワイエット・タウン』(Notes From A Quiet Town)