最新EP『WILD』で初の全米アルバム・チャート1位獲得!女性グループとして現行の換算方法導入以降で史上最大の週間成績を記録!
2度のグラミー賞ノミネートを誇るグローバル・ガール・グループKATSEYEが、最新EP『WILD』で米Billboardの全米アルバム・チャート「Billboard 200」で自身初となる首位に輝いた。デビューから約2年で成し遂げた快挙であり、HYBEとGeffen Recordsが「K-POPメソッド」を基盤に発掘・育成してきたグローバル・ガール・グループが、世界最大のポップ市場でその競争力を証明する結果となった。
米Billboardが発表した最新チャートの速報によれば、『WILD』は「Billboard 200」(8月29日付)に1位で初登場。8月14日にリリースされた同作は、集計期間となる8月14日~20日に米国で計17万アルバム換算ユニットを記録した。米Billboardによると、初週17万ユニットの内訳は、純粋なアルバム・セールスが14万5,000、ストリーミング換算アルバム・ユニット(SEA)が2万4,500、トラック換算アルバム・ユニット(TEA)が約500。これは「Billboard 200」がアルバム換算ユニットを採用した2014年12月以降、女性グループとして最大の週間成績となった。
KATSEYEは、HYBEのバン・シヒョク議長が主導する「K-POPメソッド」を基盤に、2024年6月にアメリカでデビューしたグループ。世界中から12万人が応募したグローバル・オーディション・プロジェクト『The Debut: Dream Academy』(日本ではABEMAで放送)を経て誕生した。参加者のトレーニングやミッションの過程はYouTubeやWeverseなどを通じて公開され、世界中のファンが投票によってデビュー・メンバーの選考に参加した。
今回の「Billboard 200」1位は、単なる自己最高記録以上の意味を持つ。「K-POPメソッド」がグローバル・ポップ市場でも通用することを示す大きな成果となった。HYBEとGeffen Recordsは、アーティストのトレーニングをはじめ、音楽、パフォーマンス、コンテンツ、ファンとのコミュニケーションまでを有機的に企画・運営するノウハウをKATSEYEのプロジェクトに導入。さらに、メンバーそれぞれが持つ多文化的なアイデンティティと米国のローカルな感性を融合させることで、KATSEYEならではの個性を築き上げてきた。
これは、韓国で活動をスタートしたアーティストを海外市場へ送り出す従来の、いわゆる“K-POP輸出”モデルとは異なるアプローチである。K-POPが特定の地域や言語、メンバー構成に限定されるものではなく、アーティストを発掘し、育成するひとつの方法論としてグローバル市場に適用できることを示している。つまり、K-POPの制作システムを各地域にローカライズし、それぞれの地域に根差したグローバル・アーティストを生み出していくという、HYBEの「マルチホーム・マルチジャンル」戦略が具体的な成果として実を結んだ形だ。
KATSEYEはデビュー以来、着実に成長を続けてきた。「Gnarly」「Gabriela」「Internet Girl」「PINKY UP」「Animal」の5曲を立て続けに米Billboardの全米シングル・チャート(「Hot 100」)へ送り込んでいる。全英シングル・チャート「Official Singles Chart Top 100」では、「Gnarly」が52位、「Gabriela」が38位、「Internet Girl」が24位、「PINKY UP」が14位と、新曲を発表するたびに自己最高位を更新してきた。また、LE SSERAFIM、ILLITとのスペシャル・コラボレーション・シングル「ICONIC BY MISTAKE」も「Hot 100」に38位で初登場し、その後約2カ月にわたってチャートインして話題を集めた。
卓越したヴォーカルとパフォーマンス力を武器に、KATSEYEはダンス・ポップ、R&B、ラテン・ポップ、ハイパーポップ、ヒップホップ/トラップ、EDM、ブラジリアン・フォンクなど、多彩なジャンルを横断。多様性とインクルーシビティを体現するグローバル・ガール・グループとして確かな地位を築いている。
また、異なる文化的背景を持つメンバーそれぞれの個性が音楽、ファッション、ビジュアルへと反映され、KATSEYEを唯一無二の存在へと押し上げる原動力となっている。世界的な話題を集めたGAPの「Better in Denim」キャンペーンは、彼女たちの存在感が音楽シーンを越えてポップカルチャー全体へと浸透していることを示す代表的な例となった。
こうした幅広い影響力と人気を背景に、KATSEYEは第68回グラミー賞で年間最優秀新人賞と「Gabriela」で最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)の2部門にノミネート。「アメリカン・ミュージック・アワード2026」では「New Artist of the Year」を含む3部門を受賞した。
さらに、コーチェラやロラパルーザといった大型音楽フェスティバルへの出演、米NBC『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』『TODAY』といった番組への出演も、現地の幅広いオーディエンスとの接点を広げるきっかけとなった。その勢いが、ついに3rd EP『WILD』での「Billboard 200」1位という大きな成果へと結実した。
『WILD』は米国だけでなく、オランダとベルギーの主要アルバム・チャートでも1位を獲得。さらに英国とフランスで2位、アイルランドで3位、ドイツで4位を記録するなど、ヨーロッパでも高い人気を示している。
アルバムとシングルが同時に好調な点も注目される。先行シングル「Animal」は、米Billboard「Hot 100」で24位、「Global 200」で10位を記録。「Hootie Frutti」も今週の「Hot 100」入りが期待されている。
「Hootie Frutti」ミュージック・ビデオ
すでに全英シングル・チャート「Official Singles Chart Top 100」(8月21日~27日付)では、「Animal」が12位まで上昇し、KATSEYEにとって同チャートでの自己最高位を更新。「Hootie Frutti」は16位、「Bel Air」は97位にランクインし、計3曲を同時にチャートへ送り込んだ。
KATSEYEのSpotify月間リスナー数も、8月24日時点で3,828万1,654人に達し、自己最高記録を更新している。
KATSEYEは『WILD』の勢いをそのままツアーへとつなげていく。9月1日にアイルランド・ダブリンで「THE WILDWORLD TOUR」をスタートし、ヨーロッパと北米の主要都市を巡る予定だ。「Billboard 200」首位という新たなマイルストーンを刻んだKATSEYE。その次なる展開にも大きな注目が集まっている。