自身の離婚物語を赤裸々に綴ったニュー・アルバム『スター・クロスト』が本日発売

2021.09.10 TOPICS

グラミー賞を6度受賞しているシンガー・ソングライターのケイシー・マスグレイヴスのニュー・アルバム『スター・クロスト』が、本日発売となりました。このアルバムには、タイトル・トラック「スター・クロスト」や先行シングル「ジャスティファイド」など全15曲が収録されており、ケイシーにとって約3年半ぶり4枚目のスタジオ・アルバム。
また、ヴィクトリア・ペドレッティ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、『ユー』)、シンガー・ソングライターのプリンセス・ノキア、シモーヌなどが出演している楽曲「シンプル・タイムズ」のミュージック・ビデオも本日公開となりました。

*ケイシー・マスグレイヴス「シンプル・タイムズ」ミュージック・ビデオ

ケイシーは2017年10月に結婚し、2019年にグラミー賞を最多受賞するなど公私ともに全てが順風満帆に見えたのも束の間、2020年7月にケイシーとパートナーは別々の道へと歩みだしました。今作『スター・クロスト』は、2人が過ごした幸せな日々~崩壊~そして決別を、ケイシー自身の言葉で赤裸々に綴った歌日記となっており、アルバムと共に目で楽しむショート・フィルム「star-crossed: the film」もアルバム発売に合わせて本日、海外ではParamount +で独占配信開始されました。

*ケイシー・マスグレイヴス「star-crossed: the film」(オフィシャル・トレーラー)

新作『スター・クロスト』は、AP通信、NPR、The New York Times、Billboard、SPIN、Pitchforkなど主要の海外メディアから早速高い評価を受けています。米・新聞USA Todayは、「ジャンルを超えたシンガーが、音的にさらに冒険的な新作を携えて戻ってきた」と絶賛し、The New York Timesは『スター・クロスト』を「(前作)『ゴールデン・アワー』の心理的な二日酔い」と評し、Stereogumは「『ゴールデン・アワー』の感情的な逆バージョン」と評すなど、楽曲・歌詞両方の観点から早くも賞賛コメントが寄せられています。

ケイシーは、ニュー・アルバムとショート・フィルムを携えた北米ツアーを発表。15都市での限定ツアー「star-crossed: unveiled」は、2022年1月19日にミネソタ州のセント・ポールでスタートし、翌月2月20日にカリフォルニア州ロサンゼルスのStaples Centerで終幕。アメリカとカナダのアリーナを中心に行われるこのツアーでケイシーは、数十万人を動員予定です。

自身が10歳だった時に、父親が持ち帰ってきた「となりのトトロ」のビデオを妹と一緒に観たのをきっかけに、ケイシーは妹をメイと、妹はケイシーをサツキと呼びあうほどハマり、その後他の宮崎駿映画も全て観賞し、そこから更に日本のカルチャー全体に興味を持つようになった、大の親日家のケイシー。北米ツアー後、来年ここ日本でも単独公演が行われることを期待したいですね!

【リリース情報】
ケイシー・マスグレイヴス『スター・クロスト』本日発売
*日本盤CD:UICS-1376 / 2,500円(税別)/ 歌詞・対訳・解説付