映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』 公開に合わせて、ショーン・レノンさんから日本のファンに向けたメッセージが到着! みうらじゅんさん、和田唱さん、本秀康さん、山崎洋一郎さんからの 推薦コメント第3弾も公開!

映画公開に合わせて、本作のプロデューサーを務めたショーン・オノ・レノンさんから日本のファンに向けてメッセージが到着しました!
ジョンとヨーコの平和へのメッセージは、今なお、そしてかつてないほど重要さを増していると思います。二人にとって最後のコンサートとなったマディソン・スクエア・ガーデンの”ONE TO ONE”コンサートは、その政治的影響力と活動が最も高まっていた時期を記録したものです。
この素晴らしい音楽に携わり、ついに『パワー・トゥ・ザ・ピープル』を世界に届ける機会を得られたことをとても光栄に思っています。平和の大切さを理解している日本のみなさんも、きっとこの素晴らしい映画に深く共感してくださることでしょう。
ショーン・オノ・レノン
また、ジョン・レノンを愛する著名人の方からお寄せいただいた本作への推薦コメント第3弾も同時公開となりました。みうらじゅんさん、和田唱さん、本秀康さん、山崎洋一郎さんからのコメントをオフィシャルサイトにて公開いたします。
*日本公開オフィシャルサイト: https://www.culture-ville.jp/powertothepeople
推薦コメント第3弾
『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』という2枚組のレコードアルバムを高校生の時、買った。以来、ラブ&ピースは僕の中でジョン&ヨーコのこと。ぼんやり思ってたキレイごとのラブとは大きく違った。後に僕が描いた漫画『アイデン&ティティ』の“アンド”も、ジョン&ヨーコの影響が大。
アウト老になりこのライブ映像を観た。二人のいびつなステージは時を超え“そこがいいんじゃない!”と思わせてくれた。
みうらじゅん(イラストレーターなど)
“ONE TO ONEコンサート”は、WINGSの『ROCK SHOW』同様、長い間その暗くて荒い画質のビデオで楽しむしかなかったので、最近流行りの言葉で言えば、どこか「没入感」に乏しいものだった。ROCK SHOWの方は何年か前にレストア処理&長尺化されたので、ONE TO ONEはまだ?と首を長くして待っていたが、今回タイトルも新たについに!僕はしっかり没入させてもらった。
改めて「Mother」や「Imagine」での、ブルーのサングラス越しのジョンの目、というか目線にしびれる。やっぱりアーティストだなぁとか、ギターをスタンドに置かずに肩に掛けたまま後ろに回して鍵盤弾くのも、ミスを気にせずさらっと冗談で流すのも、未だに憧れる。あとはドラム×2人、ギター×2人というのは知っていたけど、ベースも×2人だった!とか、コーラス隊がいるけど、多分ほんの1、2曲しか登場せず、基本的に歌でハモらないライブだった、という事にこの度気付く。その分ジョンの声を堪能できるけど、いつだってバンドメンバーとのハーモニーに拘ってきたポールとの違いが顕になっていて面白い。
そして、この日のジョンのビジュアルは最高にカッコいい。
和田唱(ミュージシャン)
(*抜粋版 全文はオフィシャルサイトに掲載)
ジョンが「カム·トゥゲザー」や「マザー」をライブでやっているなんて!ワン·トゥ·ワン·コンサートを初めて観たはるか昔、僕はその貴重さにぶっ飛んだ。と同時に、「リハーサルにようこそ」の自虐MCを受け、どこか出来が万全ではないのかな?とも思っていた。
しかし、この映画でその認識は覆された。確かに演奏に粗さはある。でも、そこがロックだった!元ビートルズの人が解散間もなくでこれをやってしまうなんて、演奏のロック度の高さ以上に、その姿勢がロックだ。ジョンはやはり凄い。ヨーコがもっと凄いのかもしれない。これまで十分に観れなかったヨーコのパートも含めてこそのワン·トゥ·ワン·コンサートだと実感。圧倒された!
本秀康(イラストレーター・漫画家)
ビートルズ幻想、スター幻想から脱出してリアルな表現者であろうとして悪戦苦闘しているジョンの姿は、ヒリヒリするほど生々しく、痛々しいほどせつなく、同時に圧倒的に美しくてかっこいい。
そして、メッセージとエンタテインメントの狭間で懸命に戦うジョンとヨーコの応援に駆けつけたスティーヴィー・ワンダーが、メッセージとエンタテインメントをその歌声によって当たり前のように一気に統合してしまう瞬間は圧巻だ。
山崎洋一郎(ロッキング・オン編集長)