ヴィブラフォン奏者/作曲家のジョエル・ロスが、名門ブルーノートから3作目となるアルバム『The Parable of the Poet』をリリースすることが決定。先行トラック「Prayer」の配信がスタートしている。

 
本作は、新進気鋭の若手アーティストを集めた8人編成によるレコーディング。

ブルーノートのレーベルメイトであるイマニュエル・ウィルキンス(アルトサックス)、マリア・グランド(テナーサックス)、マーキス・ヒル(トランペット)、カリア・ヴァンデヴァー(トロンボーン)、ショーン・メイソン(ピアノ)、リック・ロサート(ベース)、クレイグ・ウェインリブ(ドラム)、そしてスペシャルゲストとしてガブリエル・ガロ(フルート)が参加。

即興演奏と作曲について常に新しい形を模索するロスの新たな一面が垣間見えるアルバムとなっている。

「このバンドは楽器以上のものだ。ここにいるすべての人が、私にとって何かを意味している。みんな私の友人で、全員がこのビジョンにコミットしてくれたんだ。」
 
7つの楽章からなる組曲の各タイトルは、ロスの感情的な決断や経験を表したもの。レコーディングスタジオでは楽曲の解釈に集中し、バンドの現在が奏でる音楽をそのまま尊重した制作が出来たという。

「私は彼らに、『この音楽はこういうもので、こういう風にアプローチしてほしい。私たちの演奏はすべてメロディに触発されたものであってほしい』と伝えたんだ。それ以外は特に決めていなかった。メロディと即興の間の境界線を曖昧にすることを楽しんだんだ。」

Joel Ross『The Parable of the Poet』
2022.4.15 Release

♪DL・ストリーミング

収録曲：
1. PRAYER
2. GUILT
3. CHOICES
4. WAIL
5. THE IMPETUS (To Be And Do Better)
6. DOXOLOGY (Hope)
7. BENEDICTION