【DUG】アイルランドのオルタナ・ルーツ・デュオ、老舗クラダ・レコードから新曲をリリース
2025.07.02 TOPICS

<MEDIA:RADIO>
▼interfm
2025年7月前半Hotpicks:「Livelong Day」
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アイルランドを拠点に活動するオルタナ・ルーツ・デュオ、DUG(ダグ)が、ケルト音楽の老舗レーベル「クラダ・レコード」からシングル「Livelong Day」をリリース。同曲のビジュアライザーも公開されている。
DUGは、カリフォルニア出身のジョニー・ピケットと、スコットランド出身のフォーク・アーティストであるローキン・オライリーによるデュオ。それぞれキャリアを積み重ねた後、2022年にアイルランドへ移住し、グループとしての活動をスタートさせた。
リゾネイター・ギターとバンジョーが楽曲の中核を成すアメリカーナ寄りのテイストでありながら、現在の拠点であるアイルランドの影響が感じられるサウンドで、現代のフォーク・ミュージックの中でも独自の地位を築きつつある注目の存在。
ニーヴ・ベリー(Niamh Bury)やマリン・ブラッドレイ(Muireann Bradley)など、アメリカ伝統音楽の先祖とも言えるアイルランドのミュージシャンが、アメリカーナやルーツ・ミュージックに近い音楽をプレイするという興味深い流れが出来ている中、DUGもその流れを決定づけるグループとなっている。
シングル「Livelong Day」は、今秋にリリースを予定しているデビュー・アルバムからの1曲。プロデュースにクリーン・カット・キッドのマイク・ホールズを迎え、リール・テープでアナログ録音された。歌詞は、アイルランドの有名な民話「ノックグラフトンの伝説」からインスピレーションを得ており、妖精に囲まれて酔っ払いながら踊る様子をミステリアスなサウンドで描いている。
「アナログ・レコーディングでライヴ録音を行ったこの曲には、私たちの新たな一面が表現されています。他の楽曲と異なり、”Livelong Day”は重厚でムーディー、そしてアーシーささえ感じさせます。歌詞は妖精の輪の中で酔っ払って踊る様子を描いており、主人公は桑の木の周りを振り回されている途中で正気に戻り、無事に脱出できると自分に言い聞かせようとします」
ウィリー・カーライルのUK&USツアーのサポートアクトを務めるなど、注目を集めているDUG。夏にはテルライド・ブルーグラス・フェスティヴァルを含む北米ツアー、10月にはオーストラリア・ツアーが決定している。
日本でも静かに再注目の波が高まりつつあるルーツ・ミュージックの新星として、今後も期待が高まる。

「Livelong Day」
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https://www.youtube.com/@DUG_world