前2作でのチャレンジを踏まえ、初セルフ・プロデュースに乗り出した傑作6th。自身がペンを振るったビート・チューンで幕を開け、エッジィな音の感触をキープしながら、自身のツアー・グループ“TOPICS”中心のバンド・サウンドを追求した。松本隆、作詞=大瀧詠一作曲の<バチェラー・ガール>は完璧なナイアガラ・サウンドで、CMソングとしてヒットを記録。ポップなセカンド・シングル<1ダースの言い訳>とメロウなスロウ・チューン<A Glass Of The Sorrow>は、共に林哲司の提供曲。更に木戸やすひろ作曲<April>のソフト・ロック的展開、安井かずみ=加藤和彦コンビの<愛のスーパーマジック>のスウィートな世界観など、好曲揃い。