BIOGRAPHY

フローレンス・アンド・ザ・マシーン
フローレンス・アンド・ザ・マシーンは、イギリス・ロンドン出身のシンガーソングライター、フローレンス・ウェルチ(Florence Welch)率いるロック・バンド。圧倒的な歌唱力と幻想的な世界観で、ロック・ソウル・アートポップを融合させた独自のサウンドを築き、現代UK音楽シーンを代表するバンドの1つ。
5枚のアルバム - 2009年の『Lungs』、2011年の『Ceremonials』、2015年の『How Big, How Blue, How Beautiful』、2018年の『High As Hope』、そして2022年の『Dance Fever』を通して、フローレンスは同世代で最も象徴的かつ偉大なアーティストの一人として確固たる地位を築いてきた。全米・全英チャートで複数の1位を獲得し、グラミー賞やブリット・アワードなどで数えきれないほどの音楽賞を受賞・ノミネート。
高い芸術性と唯一無二の存在感が共存する圧倒的なライヴパフォーマンスも高く評価されており、世界各国でフェスティバルのヘッドライナーを務める。英国最大級の音楽フェスティバル<グラストンベリー・フェスティバル>でもヘッドライナーを務め、21世紀以降で初の英国人女性ヘッドライナーとなった。そのほかにもザ・ローリング・ストーンズの英国ツアーでサポートアクトに抜擢されたり、自身の「High as Hope Tour(2018-2019年)」では、ビリー・アイリッシュ、セイント・ヴィンセント、リゾなど様々なアーティストをオープニングに迎えてツアーを敢行。
楽曲コラボレーションにも意欲的で、レディー・ガガの4作目のアルバム『ジョアン』収録曲「Hey Girl」(2016年)にフローレンス・ウェルチ名義で参加。ガガがインタビューで「Florenceは私の“ソウル・シスター”のような存在」と語るなど、音楽的にも精神的にも強いリスペクト関係がある。また、テイラー・スウィフトが通算17週全米1位を獲得した11作目のアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』収録曲「Florida!!!」にはフィーチャリング・アーティストとして参加。
さらには、歌詞・詩・ドローイングを収めた書籍『Useless Magic』も出版している。