BIOGRAPHY

Feid / フェイド
コロンビアで巻き起こっているレゲトンブームの最前線に立つアーティストたちの中でも、El Ferxxo(読み:エル フェリチョ)ことFeid(読み:フェイド)は、滑らかな声と繊細な感性、そしてカメレオンのような適応力を備えた存在として圧倒的な存在感を放っている。1992年、コロンビア・メデジンで生まれる。自身が持つラテン系のルーツ誇りを持ち、自身が綴るロマンティックな歌詞には地元のスラングを織り交ぜている。一方、彼は音楽的な冒険家としても知られ、クラシックなペレオにダークで冷たいシンセサイザーやR&Bのムードを融合させた独自のスタイルを確立している。2022年のブレイク作『FELIZ CUMPLEAÑOS FERXXO TE PIRATEAMOS EL ÁLBUM』では、エレクトロニック・ジャンルに挑戦し、収録曲「Nieve」をはじめとするテックハウスのヒット曲を誕生させた。2023年、彼はオルタナティブ・アフロビーツのスター、Rema(読み:レマ)と手を組み、ジャンルを超えたトロピカル・ポップの電子音楽ビジョンを探求した。その結果生まれたのが、温かく爽やかな「BUBALU」だ。幼少期からクラリネットを学び、大学の合唱団で歌声を磨くなど音楽に親しんできた。その後はレゲトン/アーバンミュージックの道へと進み、プロデュースやピアノ、ギター演奏もこなすマルチな才能を発揮。ソングライターとしての実績もめざましく、J・バルヴィンのヒット曲「Ginza」を手がけるなど、地元コロンビアのシーンを世界に広める「影の立役者」として活躍。クリスティーナ・アギレラなど大物たちの楽曲に携わっている。