「フォノグラフィック・メモリー」をサプライズ・リリース。

2020.08.31 TOPICS

エルヴィス・コステロが、「フォノグラフィック・メモリー」というトラックを8月28日にサプライズ・リリースした。
この曲は10月30日にリリースするニュー・アルバム『ヘイ・クロックフェイス』に収録される先行シングル第3弾「ウィ・アー・オール・カワーズ・ナウ」のB面ということでデジタルのみでのリリースとのことだ。

「フォノグラフィック・メモリー」は、オーソン・ウェルズと “スウィフト大統領 “とだけ識別されている人物の声のアーカイヴ録音を含むトラックで戦後の式典を想像している。

この未来的な物語からの抜粋が以下。

「和平が交渉され、インターネットのスイッチが切られた後、知識は中世の回廊に戻ってきた。あちこちに人々は啓発され、敬虔な者と迷信者の嫉妬の所有物となり、再び無知を大鎌のように振り回してしまう人もでてくるかもしれない」

この録音は、アコースティック・ギターのオープン・チューンのサウンドトラックに乗せて朗読された短編小説の形をとっており、コステロのこれまでの録音の中でもユニークなものとなっている。

本楽曲「フォノグラフィック・メモリー」は、これまでの”My Funny Valentine”、”Big Tears”、”Hoover Factory “などの伝統を受け継いで、”B-Side “版としてのデジタル・リリースとなるが、に日本盤にのみボーナス・トラックとして収録されることも決定した。

“彼らは色とりどりの石を敷き詰め、盗まれた名前のロールを巻いている
我々が気にかけたことのない者と 我々が非難する必要のある者を除いて”

このセリフは、10月30日にリリースされるコステロの新作『ヘイ・クロックフェイス』に収録されるヘルシンキで録音された3曲のうちの最後の曲「ウィ・アー・オール・カワーズ・ナウ」からのもの。

次なるニュースは9月11日に出てくる予定だ。

<配信情報>

「ウィ・アー・オール・カワーズ・ナウ / フォノグラフィック・メモリー」
We Are All Cowards Now / Phonographic Memory

2020年8月28日(金)リリース
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