1967年にデューク・エリントン・オーケストラと共演した未発表ライヴ音源のリリースが決定、先行シングル「真実の瞬間」が公開されている。
 

 
今作は、ヴァーヴ・レコーズの創設者ノーマン・グランツのプライベート・テープ・コレクションから発掘された、1967年6月30日オークランド・コロシアムでのライヴ録音。絶頂期のデューク・エリントン・オーケストラとの共演で、全9曲のほとんどが未発表曲となっている。

1967年の夏、エラはデューク・エリントンとの3年間のツアーとレコーディングの真っ只中であり、60年代後半のヒット・ポップスをコンサートのレパートリーに取り入れていた。そのうちの2曲「アルフィー」と「恋はリズムにのせて」は、今作で初めて音源化される。デューク・エリントン・オーケストラのメンバーと共にステージに立つエラは、遊び心と力強さを兼ね備え、観客と冗談を言い合った後、比類のない歌声で観客を驚かせた。
エラのバンドには、ジミー・ジョーンズ、ボブ・クランショウ、サム・ウッドヤード。デューク・エリントン・オーケストラには、キャット・アンダーソン、クーティ・ウィリアムズ、ハリー・カーニー、ポール・ゴンサルヴェス、ジミー・ハミルトン、ジョニー・ホッジス、ラッセル・プロコープらが参加している。

オリジナルのアナログ・マルチ・トラック・テープからミックス＆マスタリングし、当時のライヴ録音としては例を見ないほど再現度の高いハイファイ・オーディオが実現した。

『エラ・アット・ザ・コロシアム』
2025年2月28日リリース
UHQ-CD：UCCV-1210 ￥3,300(tax in)

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1. 真実の瞬間
2. その手はないよ
3. 心変わりしたあなた
4. レッツ・ドゥ・イット
5. バイ・バイ・ブラックバード
6. アルフィー
7. イン・ア・メロー・トーン
8. 恋はリズムにのせて
9. マック・ザ・ナイフ

〈パーソネル〉
エラ・フィッツジェラルド(vo)、ジミー・ジョーンズ(p)、ボブ・クランショウ(b)、サム・ウッドヤード(ds)、デューク・エリントン・オーケストラ

★1967年6月30日、オークランド・コロシアムにてライヴ録音