1958年ハリウッド・ボウルでの初の「ソングブック」公演音源が奇跡の発掘!

2022.05.13 TOPICS

“ファースト・レディ・オブ・ソング”とも呼ばれる20世紀最高のジャズ・シンガーの一人、エラ・フィッツジェラルドの1958年のハリウッド・ボウルでのライヴの完全未発表音源がリリースされることが決定!先行SG「Puttin’ On The Ritz」が公開!

1958年8月16日、名盤『アーヴィング・バーリン・ソングブック』を録音してからわずか数ヵ月後、エラ・フィッツジェラルドはハリウッド・ボウルでその名盤からの楽曲をプレイし、ソールドアウトだった会場の観客を熱狂させていた。

スタジオ・セッションのアレンジと指揮を担当したポール・ウェストンによって行われたこのコンサートは、エラがこれらの象徴的なアレンジをフル・オーケストラとライヴで演奏した唯一の機会となった。この夜、ハリウッド・ボウルに集まった幸運な聴衆は別として、ノーマン・グランツのプライベート・コレクションだった今回のテープが発見されるまで、エラがソングブックのアレンジをコンサートで演奏したことはもちろん、これほど音響的に豪華な録音が存在したことも、一般には知られていなかった。エラはハリウッド・ボウルで定期的に演奏していたが、この会場でのコンサートの全曲がリリースされるのはこれが初めてである。

リリースにあたって、グラミー賞受賞プロデューサーであり、晩年のエラのドラムを担当したミュージシャンでもあるグレッグ・フィールドが1/4インチのオリジナル・テープからミックス。音楽評論家ウィル・フリードワルドによる、コンサートとエラのソングブック・シリーズ解説も収録されている。

 

『エラ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル:アーヴィング・バーリン・ソングブック』
Ella At The Hollywood Bowl: The Irving Berlin Songbook (Live)

2022年6月24日リリース

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収録曲:
1. ザ・ソング・イズ・エンデッド
2. ユー・アー・ラフィング・アット・ミー
3. ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン
4. ヒート・ウェイヴ
5. サパータイム
6. チーク・トゥ・チーク
7. ロシアン・ララバイ
8. トップ・ハット、ホワイト・タイ、アンド・テイルズ
9. アイヴ・ガット・マイ・ラヴ・トゥ・キープ・ミー・ウォーム
10. ゲット・ジー・ビハインド・ミー・サタン
11. レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス
12. オールウェイズ
13. プッティン・オン・ザ・リッツ
14. レット・ユアセルフ・ゴー
15. アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド

パーソネル:エラ・フィッツジェラルド(vo)、ポール・ウェストン(arr, cond)、ハリウッド・ボウル・ポップス・オーケストラ

★1958年8月16日、ハリウッド・ボウルにてライヴ録音