ベルリン三部作完結となる幻の未公開音源『エラ ~ザ・ロスト・ベルリン・テープ』が本日発売!過去のベルリン公演から名演をセレクトしたデジタルEPも公開!

2020.10.02 TOPICS

”ザ・ファースト・レディ・オブ・ソング”や“ジャズの女王”との異名を持つ、エラ・フィッツジェラルドの完全未公開ライヴ・アルバム『エラ ~ザ・ロスト・ベルリン・テープ』が本日発売となった。また本作のリリースを記念して、過去のベルリン公演からエラ・フィッツジェラルドの名演をピックアップしたデジタルEPが2本公開された。

エラ・フィッツジェラルドは彼女がキャリア全盛期を迎えていた1960年から3年連続でベルリンを訪れており、1960年に録音されてすぐにリリースされ大ヒットを記録したグラミー賞受賞作品『マック・ザ・ナイフ ~エラ・イン・ベルリン』(1999年には、アメリカのナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンスとグラミー賞の殿堂入りを同時に果たし、音楽史上「最も有名なライヴ盤」と呼ばれるモンスター・アルバム)は名盤として有名で、後に1961年公演の音源も発掘されており、1991年に『エラ・リターンズ・トゥ・ベルリン』としてリリースされて以降多くのファンに愛されている。そして、ついに、この度最後の音源となる1962年のものがヴァーヴの創設者であるノーマン・グランツのコレクションの中から発掘され、リリースされるに至った。

前述の3作を通して、名曲「マック・ザ・ナイフ」などの聞き比べも楽しいが、それぞれの公演で披露されるレパートリーは大きく異なっており、それもベルリン音源の魅力の一つだ。そして、今回のリリースを記念して、ベルリンの他公演と共に本アルバムを楽しめるよう、過去のアルバムの中でも名演と名高い楽曲がセレクトされたヴァーヴによるデジタルEP「Macky’s Back In Town(マッキーズ・バック・イン・タウン)」と「Love In Berlin(ラヴ・イン・ベルリン)」が公開となった。

なお、本作の発売を記念し当時エラが在籍していたヴァーヴに残した名盤から選りすぐりの10枚が10月7日にリイシューされる。ぜひ、これを機会に「ジャズの女王」の名パフォーマンスに浸っていただきたい。

 
▼ デジタルEP

Macky’s Back In Town

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Love In Berlin

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