アイルランドに生まれ、ロシアで活躍した作曲家ジョン・フィールド。彼は初めてノクターン（夜想曲）というピアノ曲を書き、のちのショパンに多大な影響を与えた作曲家として知られています。フィールドのノクターンも、ショパンに劣らず美しさに満ち溢れており、ショパンが大きな影響を受けたこともうなずけます。フランツ・リストが「天才的なマスターピース」と評したフィールドのノクターン全18曲を、初めて1枚のディスクに収録しました。1850年代にリストが校訂したシルマー版の楽譜をメインスコアとして使用しています。

『フィールド：ノクターン全集』
2016年5月18日発売
UCCD-1428/3,024円(税込)