『2026 DXTEEN ARENA LIVE 〜FULL OUT!〜』オフィシャルライブレポート

2026.01.10 TOPICS

6人組グローバルボーイズグループ DXTEEN(ディエックスティーン)が1月9日、有明アリーナにてグループ史上最大の挑戦となった初のアリーナ公演を大成功におさめた。彼らは本公演を成功させるため、初冠番組となる『DXTEENの限界突破TV』(日本テレビにて毎週(火)24:59〜放送中)を通じて、各地でのビラ配りやパワースポット巡り、滝行、徳を積むためのゴミ拾いなど、数々の“難題”に全力で立ち向かい、タイトル通り限界を突破。その集大成となるこの日、会場には多くのNICOが駆け付けた。

 

 躍動感あふれるビジョンと共にステージに1人ずつシルエットが映し出され、登場すると会場は割れんばかりの歓声で包まれ、全員が揃うと燃え上がる炎が映し出され、ライブがスタート。その姿からは大きな自信を感じることができる。

その勢いのまま、大久保波留が「アクセル全開で行くぜ!」と煽り、『BRING THE FIRE』が始まると彼らのみなぎる勢いがそのまま反映されたかのような楽曲で一気に世界観を作り上げていく。リムレスグラスを掛けた谷口太一が映し出されるとそのビジュアルの強さに会場が沸きあがり、表情管理が得意な寺尾香信は楽曲に合わせ足掻くような表情で歌い上げていく。普段はかわいらしい表情の田中笑太郎も妖艶な仕草で魅了し、ラストに平本健がステージを撃ち抜くジェスチャーで『Dealio!?』へと繋いでいく。寺尾が「有明! 上げていこうか」と叫び、力強くクールなパフォーマンスでみせるなか、福田渉太の強く美しい歌声がステージを貫き、『モグモグ(Yum Yum)』では彼らのいたずらな遊び心が楽しめるパフォーマンスで魅せ、ステージで横一列になり盛り上げる姿からは、この場を最高に楽しんでいることが伝わってくる。

 圧倒的なステージを終えた後の自己紹介では、別人かと思うほど、愛らしさをまとったメンバーたちがわちゃわちゃと絡み、福田は「みんな、DXTEENを見に来てくれるんですよね! 神やん!」と顔をくしゃりとさせて大喜び。谷口は「もれなくここにいるみなさんを幸せにしたいと思います!」と宣言。

 寺尾が「有明でもガンガン行こうぜ!」と歌詞を印象づける煽りで『Good Luck』が始まると、カラフルで多幸感あふれる空間に包まれ、平本と大久保が肩を組み笑顔を交わしたり、クラップで盛り上がったりと会場はすでに一体に。

大久保が「みんなの近くに行きたいな~!」とかわいく叫ぶと、『Hold You Tight』で3台のトロッコに2人ずつ乗り込み、来てくれたNICOのみんなとコミュニケーション。メンバー同士とはトロッコですれ違うたびにハイタッチをしたり笑顔を交わす姿にNICOもニッコリ。この仲の良さも彼らの魅力だ。

 ステージ中央に用意されたグランドピアノに寺尾が座り、この日初披露となった2ND ALBUMに収録される『Want me』のイントロを繊細に、そしてエモーショナルに弾くと大きな拍手が上がっていく。そのまま全員がそろいパフォーマンスするこの曲では、怪しく、セクシーなステージは大人へと変化していく彼らをしっかりと捉え、谷口と平本がグッと顔を寄せ唇を近づけるアクションに会場からは叫びに似た声が上がっていく。低音で打ち鳴らすビートに合わせ魅せるパフォーマンスは、彼らの新境地を見せる絶好の瞬間だった。

 ユニットステージでは、寺尾とリムレスグラスをかけた大久保がテーブルの上に置いたグラスを前に艶やかに『Switch』を披露。一見対極に見える2人が向き合い、シンメトリーにダンスをしていく姿はこれまでの彼らの関係がしっかりと反映されているように感じ、意味が加わっていく。最後は一瞬だけ視線を交わし、すれ違っていくパフォーマンスで余韻を残すと、ソファに腰かけた福田のアカペラから『Come Over』がスタート。アコースティックにアレンジされた柔らかく優しいこの曲で、田中と一緒にハーモニーを重ねていく。ふんわりとした雰囲気を持つふたりだからこそより表現できた、あたたかい空間は、ふたりが目をあわせニッコリとして幕を閉じた。

すると一転、客席の後方から平本と谷口が登場し、周りのNICOはビックリ! 2人は左右に分かれ『DRAW+ing』を激しいラップでたたみかけながらステージまで走り抜ける。その後は自由自在に駆け巡りながら曲を楽しみ、ラストはお互いに背中を預け、大きな歓声を浴びていた。

 再び全員がそろった『Want you bad』では、希望溢れる楽曲を楽しそうに、嬉しそうに披露。寺尾が「僕たちの名前、叫んでくれ!」と叫ぶと客席からは「DXTEEN!」と声が上がりコールが上がり、続くオーケストラアレンジでよりドラマティックに仕上がった『First Flight』では、スモークが立ち込めるなか、大久保が背中から生えた羽をおさえるような仕草からパフォーマンスがスタート。壮大な楽曲の世界観に負けることなく、美しく煌びやかな6人が、ドリーミーなステージを作り上げていく。

 ファーをベースにしたカジュアルな衣装に身を包み、ABCテレビ ドラマ『修学旅行で仲良くないグループに入りました』の主題歌に起用され、ロングヒット中の『両片想い』が始まると、会場は一気に湧き、コールが上がり、会場はひとつに。

 MC では、地上波冠番組『DXTEEN の限界突破 TV』の企画で、この日のために配った10万枚のチラシの話となり、「チラシを見て来たよって方!」という問いかけに多くの手が上がり、全員が嬉しそうな笑顔を浮かべていた。さらに番組で作った、それぞれの個性をしっかりと詰め込んだ自己紹介ソング『What’s DXTEEN?』を披露するとNICOから多くのコールが上がり、さらに盛り上がっていく。すると大久保が「波留、上の方にいきたいな~!」とステージから階段を駆け上がり、6人がスタンドに用意されたトロッコで回り『Change Over』『Snowin’』『Level Up』『Good Vibes』『Dive』を歌いながらぐるりと回り笑顔を届け、再びステージに集合するとシンクロダンスでしっかりと魅せる『Tick-Tack』を披露。ここでは大久保が“君が好きだ”という歌詞を“NICOが好きだ”にアレンジして披露。さらに炎や特効が上がった『Dance On Open World』にそれぞれが力を振り絞るように叫んでいく『Handle』で本編は終了。

 鳴りやまない「DXTEEN!」というアンコールの声に再登場した彼らはトロッコで『Sail Away』『Brand New Day』と歌いながら笑顔と感謝を届けると、最後に全員からNICOに気持ちを届けるお手紙を1人ずつ音読。

田中は「ここまで来れたのはみんながいたからです。太郎はどんな時も毎日NICOのことを考えています。有明アリーナはゴールではありません。新たなスタートだと思っています。なので、どこまでもついてきてください」と真っ直ぐ前を見て話し、平本は「大切な人との時間を大切に悔いのないよう過ごしてほしいと思います」と感謝を述べ、大久保は「僕たちはこれからたくさんの見たことのない景色を見ていきます。そこにはずっとNICOのみんなも一緒だよ。心から愛しています!」と届けた。

寺尾は「僕のすべてを尽くしてあなたに幸せになってほしい」と話し、福田は「こんなにも支えてくれるたくさんの方がいるんだと実感できました。みんなと一緒なら夢で終わらず現実にしていけると確信できました」と笑顔で語り、谷口は目を真っ赤にしながら「正直、いつもそばにいられるわけじゃないからこそ、寄り添える音楽を届けていきたいと思っています」と力強く宣言。最後は全員で円陣をし、新たなスタートを切った彼らは『Always』を煌びやかな星空のビジョンに包まれながら全員で肩を抱き、歌い上げた。寺尾は美しい涙を流しながら、そして最年長でリーダーの谷口は号泣して歌えなくなると、そっと最年少の田中が肩を包み込み、全員でメッセージソングをNICOに届けた。

 無謀だと思われていた大きなステージを、決してあきらめることなく全員で力を合わせ乗り越えたDXTEEN。彼らなら、本当に大きな夢を叶えられるかもしれない、そんな希望を持たせてくれる、とても素敵な一夜だった。

文/吉田可奈

撮影:田中聖太郎写真事務所

 

  • 開催日程・セットリスト

『2026 DXTEEN ARENA LIVE 〜FULL OUT!〜』

日時:2026年1月9日(金) 開場17:30 / 開演18:30

会場:東京・有明アリーナ

 

M1. BRING THE FIRE ※初披露

M2. Dealio!?

M3. モグモグ(Yum Yum)

M4. Good Luck

M5. Hold You Tight

M6. Want me ※初披露

M7. Switch (ユニット:大久保波留、寺尾香信)

M8. Come Over. (ユニット:田中笑太郎、福田歩汰)

M9. DRAW+ing (ユニット:谷口太一、平本健)

M10. Want you bad

M11. First Flight

M12. 両片想い

M13. What’s DXTEEN? ※初披露

M14〜M18 メドレー (Change Over〜Snowin’〜Level Up〜Good Vibes〜Dive)

M19. Tick-Tack

M20. Dance On Open World

M21. Handle

〈ENCORE〉

M22. Sail Away

M23. Brand New Day

M24. DREAMLIKE

M25. Always

▼プレイリスト

https://lnk.to/DXTEEN_FULLOUT